貝類の砂抜きは50度のお湯で洗えばあっという間に完了!(あさり編)

貝類の砂抜きは50度のお湯で洗えばあっという間に完了!(あさり編)

春になって暖かくなると「潮干狩り」の季節ですね。アラフォーパパなら、毎年子供とでかける恒例行事だという人も多いのではないでしょうか。

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家族で貝を沢山取るのはいいけど、砂抜きの作業がなかなか厄介ですよね。
あさりの酒蒸しや味噌汁でおいしくいただいているところに「ガリッ」とした感触が口の中に広がるのは嫌なものです。しっかり砂抜きしたつもりでも毎年「ガリッ」とやってしまっていませんか?
実は、50度のお湯を使ってあさりを洗うだけで、簡単に砂抜きができるという方法があるのをご存じですか?今回はそんな夢のような砂抜きの方法をご紹介します。

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50度のお湯であさりの砂抜き

用意するものはあさりを入れる「お湯を入れるボール」と「ざる」と「温度計」。

①沸騰したお湯と水を1対1の割合でボール入れて、温度を50度に調整する
②あさりを投入する
③あさりから管が一斉に出てきて砂を吐き出します
④10分ほど放置する
⑤あさりをざるにあけて、水道水であさりを洗う。

終わり。簡単!
お湯がすごく濁るようであれば、同じ手順で2、3回繰り返せば、すっかり砂を吐き出してくれるはずです。

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すぐに吐き出す理由

なぜ簡単に砂を吐くかというと、あさりは50度のお湯に入れると「ヒートショック」を受けた状態になり身を守ろうします。水分を沢山吸収しようとして体内にある砂を一気に吐き出します。これがお湯に入れるとすぐに管を出す状態なんです。

また、50度のお湯に入れることであさりの味もよくなります。あさりはヒートショック状態になると旨味成分であるコハク酸が増えます。
これにより身もぷりぷりになり味も美味しくなるのです。

この方法は同じ二枚貝のしじみやはまぐりなどでも応用できます。貝類に限らず、魚の切り身や野菜、肉にまで利用できる方法なんです。「50度洗い」という方法で少し話題にありましたね。

以上、貝類の砂抜きは50度のお湯で洗えばあっという間に完了でした。

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