自分でマンションを売却するのは難しいので、不動産会社に依頼するしかない。
不動産会社に依頼する方法には、2種類あります。
- 不動産会社に買って貰う
- 不動産会社に仲介して貰う

何が違うの?
どっちを選べばいいの?
そんな疑問を解消します。
- 売却価格<売却スピード
⇒不動産会社に買って貰う - 売却価格>売却スピード
⇒不動産会社に仲介して貰う
こんな内容を知って、スッキリしよう!
不動産を売る機会なんてまず無いから、誰でも初心者です。
知らなくて当たり前。
業者買取と仲介の比較!どっちが得?【失敗しない売却方法のまとめ】

不動産を売却しようとしても、自分で買い手を見つけるのは至難です。
不要になった小物を、ネットで売るような訳には行かない。
ネットオークションでマンションを買う人は居ないからね。

餅は餅屋、不動産会社に依頼するしか有りません。
不動産会社に依頼する方法には、2種類あります。
- 不動産会社に仲介して貰う
- 不動産会社に買って貰う
不動産会社に仲介して貰う


オーソドックスな、マンション売却方法です。
不動産会社に仲介依頼をして、マンションを買いたい人を探してもらいます。
不動産会社は、物件情報を流通機構に登録したり、チラシを配ったりして営業活動します。
買い手を見つけ出して、不動産売買契約を成立まで持って行くのが不動産会社の役目。
不動産会社は仲介のみ
不動産会社が行うのは、あくまで『仲介』です。
売り手はあなたで、買い手は個人です。
買い手を見つける報酬として、物件価格の3%程度を受け取ります。
成功報酬です。
だから、懸命な営業活動をしてくれるはずだけれど、
いつ売れるかは、確約できない。
仲介の場合の売却までの時間
仲介のメリットは、高値で売れること
仲介のデメリットは、売れるまでの時間が見えないこと
不動産会社に仲介を依頼した場合、買い手が現れて売買が成立するまでの時間は
やってみないと解らない。
平均的には3ヶ月~6ヶ月だけれど、1年経っても売れない場合だってある。
- 売価を下げるか?
- このまま待つか?
- 買取に切り替えるか?
難しい判断になり、胃が痛くなる。
不動産会社に買って貰う


不動産会社が買主となって、不動産を買って貰う方法。
不動産会社が買うので、買い手を探す手間がありません。
メリットは、
- 直ぐに売れること
- 買い手が現れるのを待つ不安も無い
- 内覧として他人に家の中を見せることも無い
不動産会社は、買取りした不動産の買手を、その後に探すことになる。
デメリットは、市場価格以下の買取価格
買取のメリットは、直ぐに現金化出来ること
買取のデメリットは、安値になること
不動産会社は、在庫を抱えることになります。
売れないリスクがある分、買取価格は仲介より安くなるのが常です。
買取価格は、相場価格の80%程度になってしまう。
時間を掛けても高く売るのか?
安くても、短時間で売るのか?
おすすめは仲介だが・・・

時間が許せば、仲介依頼して高値売却を目指すのがおすすめだけど、現金化を急ぐ場合もあります。
- 次の家のローンが始まっている
- 財産分与しなくてはならない
- 運転資金に必要 など
そんなときは買取を視野に入れるのもいい。
ただ、言い値であっさり売るわけにはいかない。
買取価格を競合させる
いくら現金化を急いでいるとしても、
1社の提示価格だけで買取を決めるのは危険です。
その価格が、妥当なのかが解りません。
不動産会社が変われば、買取価格も変わります。
一括査定サイトを使って、複数の査定価格を手にしたい。
選択肢を吟味した上で、買取先を判断しよう
自分で不動産会社を回る時間的余裕が無いのであれば、なおさらです。
買取前提でも、一括査定は使えます。
業者買取と仲介の比較 まとめ

- 高値で売却したいなら仲介だが、時間は掛かる
心理的負担も大きい - 早く現金化したいなら買取だが、安値になってしまう
後の後悔も怖い
時間を優先させるか、価格を優先させるか。
事情は千差万別なので、一概にどちらとは言えない。

けれど、不動産会社のいいなりで買取に応じるのはいただけない。
仲介だと手数料は3%上限と決められているけれど、買取に手数料はありません。
第3者に3%以上の高値で売れる見込みが有るのかもしれない。
高値で売却できるのを知っていて、安値を付けるような買取が無いとも言い切れない。
同じように、安値で仲介に応じるのも頂けない。
安値なら、営業活動の手間を省いても、買い手が現れる確率が高い。
何もしなくても、仲介料が手に入る。
残念ながら、性善説を信じて行動する訳には行きません。
買取・仲介どちらでも、相場を知らないとカモネギにされる危険があります。
オンライン査定なら、翌日には相場価格が解ります。
相場価格を知ってから判断しても遅くない。
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