家を建てる土地を探しているけれど、
なかなか『これは!』と言う土地に巡り合えない。
南向きの日当たりが良い土地を探してるけど
なかなかいい土地と出会えない!
そんな悩みを解消します。
土地探しには、コツがある
- 南向き信仰を捨てる
- 優先順位をつける
- 期限を設ける
- 現物を見る
こんな内容を知って、スッキリしよう。
土地の向きは大事だけれど、『南向きじゃ無ければ』は幻想。
どの向きでも、居心地のいい家は建てられる。
失敗しない土地探しのコツ4選!南向きにこだわり過ぎると出会えない!
闇雲に、良い土地が無いか不動産屋巡りをしても、良い土地には巡り合えません。
闇雲に、目当ての地域に売地が無いか歩き回っても、巡り合えません。
土地探しにはコツがあります。
コツを知らないと、良い土地は見つからない。
土地探しのコツはこの4つ。
- 南向き以外のメリットを知る
- 土地の条件に優先順位をつける
- 土地探しに期限を設ける
- 土地の現物を見る
このコツに基づいて自分で土地を探すか、業者に丸投げするか、決めるのはあなた。
1.南向き以外のメリットを知る
東西南北、どの方向もメリットだけじゃない
周りの環境しだいで逆転する
南向きにこだわり過ぎない方が、良い土地に巡り合える
例えば南向きの土地でも、前面道路が5m以下だと、前の家の影が気になって来る。
例えば北向きの土地でも、南北に長ければ北に寄せて建てれば日差しが得られる。
北向きで安い分、広い土地を求めるのも賢い選択だ!
南向きのメリット・デメリット
南向きの土地は、前面道路の幅の分だけ南側の家の影が遠のく。
例えば前面道路が5mなら、5m分だけ北側より日当たりはいい。
南向きのメリット
- 南に遮るものが無いので日当たりがいい
- 日照時間が長い
南向きのデメリット
- 夏は熱がこもり易い
- 南窓のプライバシーが気になる
- 家具が日焼けし易い
北向きのメリット・デメリット
北向きの場合は、南側の家の影が敷地に落ちてくる。
これを嫌う人が多いため、南向きより安価な土地となる。
土地が南北に長ければ、北に寄せて建てればいい。
そうでない場合は、吹き抜けを設けると日差しが入り易い。
北向きのメリット
- 家具が日に焼けにくい
- 地価が安い
- 北玄関で、南にリビングを配置し易い
北向きのデメリット
- 日当たりが悪い
- 湿気が気になる
西向きのメリット・デメリット
冬場の西日が温かさをもたらします。
夕日を感じながら、穏やかな午後を過ごせる。
西向きのメリット
- 午後の日当たりがいい
西向きのデメリット
- 朝は陽が当たり難い
- 夏は熱がこもり易い
東向きのメリット・デメリット
朝日を感じて起きられるのが気持ちいい!
南側を空けて建て、朝日に向かって窓を設ければ明るい家になる。
東向きのメリット
- 朝、明るい日差しが入る
東向きのデメリット
- 午後は日差しが望めない
- 冬は陽が入らない時間が多い
南向き信仰の是非
南向きの土地が日当たりのいい可能性は高い。
しかし暑い地域では北向きが好まれるし、冬に曇天が続く地域でも南向きのメリットは少ない。
空調が行き渡った今の家では、昔ほど方角を気にする必要はありません。
冬至前後のわずかな期間の日陰を気にするあまり、他の好条件に目が行かないのは勿体ない
日当たりの悪さは、ある程度間取りでカバーできる。
しかし、土地の広さ、周辺環境は唯一無二。
2.条件に優先順位をつける
土地に対する要望の優先順位を決めてますか?
全てが100点満点の土地は有りません。
いろんな要件を含め、総合的に考えよう。
北向き、南向きは大きな要件には以外ないけれど、それ以外にも要件はあります。
- 予算
土地に幾らまで出せるか? - 建ぺい率、容積率
望みの家が建つか? - 銀行、スーパーなどのインフラ
便利な土地か? - 近隣住居の様子
隣人の評判、民度は? - 地域の様子
坂が多くないか?
治安はいいか? - 土地改良の要否
地盤の状態は? - 交通量
抜け道になってないか? - 将来性
発展しそうな地域か?
などなど
数え上げれば、切りが無い。
どの項目を優先するのかは、あなたにしか決められない。
土地探しは、お見合いと同じ
土地探しは、お見合いと似ています。
誰もが条件の良い人を探します。
- 高学歴
- 高収入
- 高身長
けれど、そんな人はまず居ない。
居たとしても、そんな人にはすぐに相手が見つかる。
いつまでも、店先に並んで居るはずがない。
この人は、良さそうな人だけど
モット良い人が居るかもしれない
悩んでいる内に、その人のお相手が決まってしまう
そして、モット良い人はなか現れない!
気がつくと、縁遠くなってしまってる。
3.土地探しに期限を設ける
理想ばかり高くなって、選べなくならないためには期限を設けるのが良い。
xx歳の誕生日までには
相手を決める
お見合いは期限を決めている人は多い。
同じように、期限を決めて土地探しをしよう!
決して妥協する訳ではないけれど、期限を設けないといつまでも決められません。
土地探しの放浪者になってしまう
次の土地は、
もっと条件に合うかもしれない!
そうしている内に、『これより前の土地の方が良かった。』が始まる。
そうなると、意地でも『前より良い土地と出会うまで』は決められなくなる。
その土地がベストかどうかなんて、解らない。
ギャンブルと言えば、ギャンブルです。
けれど、
住めば都!
その土地に住まいを構え、数年もすればそう思うに違いない
4.土地の現物を見る
書類や写真だけで土地を決めない!
お見合い写真だけで決める人が居ないように、土地も現物を見て決めよう。
大昔は、親同士が結婚を決め、
結婚式に初めて相手の顔を見るのが普通だった時代も有ります。
今では考えられない。
実際に逢って、目で見て決めよう。
「釣書」(履歴書)だけでは解らない
土地探しは、色んな曜日・時間をチェック
一面だけでは無く、平日と休日、朝と夜。
いろんな角度から見てみよう。
- 平日は閑静だけど、休日は近所のスーパーへの近道になってたりする
- 朝は和やかだけど、昼は近所のお店からの匂いが立ち込めるかもしれない
- 風向きによっては、臭いが違ってたりもする
100点満点とはいえないまでも、納得できれば一期一会かもしれない。
失敗しない土地探しのコツ4選 まとめ
南向きの日当たりのいい家に憧れます。
冬でも日当たりのいいリビングは、暖房要らず。
しかし、南向きが全てではありません。
冷静に、総合的に判断することが大事です。
100%希望が全て叶う土地なんてありません。
ある程度の土地を見付けたら、
土地に遭った家づくりをすることで、
居心地のいい空間は作れます
当たり前だけど、
『土地+建物』2つ合わさって初めて
『居心地のいい家』が出来上がる。
土地だけにこだわり過ぎると、良い事は無い。
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