定年なんて、ずっと先のことだと思ってませんか?
忙しい日々を送っていると、10数年なんてアッという間です。
40代の内から準備しておかないと、手遅れになりますよ。
定年後も働くつもりでしょうか?働く理由は、何ですか?
- 健康のため!
- 社会との接点を持ち続けるため!
そんなキレイごとを言える人は、幸せです。
働かないと、食べていけない
どんな働き方があるのだろう?
そんな疑問を解消します。
定年後にどんな働き方をするのか、早めに考えておこう
- 定年まで働いた会社に再雇用
- 新しい会社に再就職
- 趣味を生かして、商売を始める
- サラリーマンはお腹いっぱい、在宅ワークで働く
こんな内容を知って、スッキリしよう。
それぞれメリット・デメリットがあるので悩ましい。
定年なんて、アッという間です。
間際になって、慌てても後の祭り。
60歳以降、何歳まで働く?
- 60歳男の平均余命は23.97年
- 60歳女の平均余命は、29.17年
30年~40年真面目に働いたのなら、残りの人生20~30年は悠々自適に過ごしたい。
例えば、足腰が元気なうちに
- キャンピングカーで桜前線を追いかけてみたい
- 温暖な土地で、暮らしてみたい
- 豪華客船で世界一周
これくらいのご褒美があってもいいと思うけれど、そんな勝ち組に入れるのは上級国民だけ。
定年後も働かないと、食べていけない。
何歳まで働きますか?
上級国民が、健康のため・社会との接点のために再就職するなら、
遊び半分で気楽に働けばいい。
週1回か2回、短時間働いて
今日も心地よい疲れだ!
なんて、ほざいていればいい。
けれど、生活のためならそうはいかない。
体が痛くても、雪が降っても、フルタイムで働けることを感謝するしかない。
そんな生活を何歳まで続けるか?
65歳以降も働くのか否かで、60歳定年での選択は大きく変わります。
- 年金支給の65歳まで?
- 65歳以降も動けるかぎり?
1.65歳まで働くのなら、定年まで働いた会社に再雇用
65歳以降は年金と貯金で生きていくのなら、今の会社に再雇用してもらうのがおすすめ。
5年間と期限が定まってるのに、新たな環境に飛び込んで一から人間関係を作るのに苦労するのは効率が悪い。
65歳以降の生活が成り立っているのら、勝ち組に入っています。
65歳以降は、年金+貯蓄で暮らせる?
2千万円問題がクリアできているなら、年金支給の65歳まで生き延びればいい。
2千万円問題
これによると、
- 平均的な年金は夫婦で21万円
- 平均的な老後の支出は26万円
不足 5万円 × 12ヶ月 × 30年 = 1,800万円
老後の備えとして、2千万円の資金が必要というものです。
バブル崩壊以降、給料は下がるばかりです。
額面は増えているかもしれないけれど、物価の上昇に追い付けていません。
実質賃金は、年々低下しています。
退職金も下がる一方。
60歳で2千万円以上が手元にあれば、まずまず。
65歳までの5年間働けば、なんとかなる。
65歳までしか働かないという計画なら、再雇用制度を利用が一般的
企業には、65歳までの雇用確保が義務付けれてます。
働く意思と能力があれば、60歳定年後も65歳までは会社に残れる。
65歳まで働けばいいのであれば、この選択になる。
85.5%の人が再雇用を選択
※厚生労働省 『令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果を公表します』を引用
実際に、60歳定年を迎えた人の85.5%が再雇用を選択している。
会社内でのローカル知識はあるけれど、
外の社会で通用する知識・経験が無い
そんな理由もあるかも
メリット
- 65歳までの雇用が保証される
- 高年齢雇用継続給付金が受けられる
- 厚生年金が増える
- 慣れ親しんだ職場で働ける
65歳まで厚生年金に加入するので、5年分の年金が増えるのもうれしい。
デメリット
- 給与は大きく下がる
- 部下が上司になる
- 65歳以降は約束されてない
給与は、定年前の半額近くになることが多い。
権限も無くなり、今までの部下が上司になる。
65歳までの雇用は保障されているが、70歳までの雇用は努力目標でしかない。
だから、65歳以降の望みは薄い。
慣れ親しんだ職場だけど
プライドの高い人には、難しいかもしれない
働き甲斐という意味でも、第一線で活躍していた人には、もどかしい
逆に、『給料半分で責任はそのまま』というケースもある
辛い部分もあるかもしれないが、5年の辛抱。
65歳になれば、サラリーマンを卒業して、毎日が日曜日!
- 釣り三昧する?
- 習い事をする?
- 自伝を書く?
2,000万円を持ってリタイヤできたあなたは、成功者と呼んで差し支えない。
2.65歳以降も働くのなら、新しい会社に再就職
※『金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書』を引用
70歳以降も働きたい(働かなければいけない)人が、約8割です。
65歳以降も生活のために働くのであれば、60歳定年で同じ会社に再雇用は考えものです。
再雇用は65歳まで、65歳で再就職は難しい
65歳以降もフルタイムで働きたいのであれば
60歳で再就職先を探す努力が良いかもしれない
再雇用は、65歳までしか働けない。
65歳になるまでに、
『70歳までの雇用が義務化される』
これに掛けても良いけれど、望みは薄い。
今の会社に65歳まで再雇用され、その後65歳で再就職を探すのはかなり難しい。
若い方が再就職先の選択肢は広くなる。
再就職のメリット
- 定年が70歳以上の会社を選べば、永く働ける
- 第一線で働ける
- 再雇用より収入が高くなる場合が多い
再就職のデメリット
- 世間で通用する知識・技術が無いと再就職は難しい
- 60歳定年前のコネが無いと再就職は難しい
約8割の人は、70歳以降まで働きたいと考えているけれど
85.5%の人は、定年前の会社に再雇用を選んでいる
世間で通用する自信が無い?
先送り?
65歳以降も働きたいのなら、それなりの知識とキャリアを積まないと難しい。
3.趣味を生かして、商売を始める
なぜ、定年退職すると、みな蕎麦屋をやりたがるのだろう?
サラリーマンは、もうお腹いっぱい!
一国一城のあるじに憧れるのだろうか?
サラリーマンも『士族の商法』ですべてを失うことが多い。
生半可な決意なら、やめた方が良い。
- 趣味は、お金を使う
- 商売は、お金を稼ぐ
全然、違うものです
そば打ちが趣味で、家族に美味しいと評判だったとしても、勘違いしないで。
たまの休日にするのだから、楽しいのだし、休日にご飯を作らなくていいので美味しいのです。
4.フリーランスとして、在宅ワークとして働く
- サラリーマンはコリゴリ
- 初期投資をして、商売を始めるのはハイリスク
両方を叶えるなら、在宅ワークで引き籠るのは理想的です
60歳定年まで働いて得たノウハウを生かし、
フリーで働ければ、定年は無い
基本的には、パソコンとネット環境があれば在宅ワークは可能です。
- 翻訳
- ライター
- デザイン
- Web制作
- データ入力
在宅ワークのジャンルはいろいろ。
- 仕事の募集要項をパソコンで見て
- 出来そうな仕事を受注して
- 成果物をオンラインで送る
- 報酬が振り込まれる
全てが自宅のパソコンで完結します。
あなたのこれまでの仕事と親和性が高い仕事があるかもしれない。
自分に出来る仕事があり、報酬がいくらなのか?
入会は無料なので、覗いてみないと始まらない。
ブログ収益化
あなたのこれまでの業務に即した在宅ワークが見つからないなら
自分のブログで発信してみるのもいい
自分のブログを開設して、その中であなたのノウハウを公開してみよう。
定年まで業界で生き残ったということは、その道のプロです。
必ず、ノウハウを持っている。
それをブログに書いて、Googoleアドセンスなどの広告を張って収益化しよう。
メリット
- 在宅ワークであることが最大のメリット
- 初期投資は2万円以下なので、ローリスク
サーバー・ドメイン費用 - ストック型なので、放っておいても稼いでくれる
- 20万円/月程度は、努力すれば可能
ブログを作るのは大変だけど、出来上がってしまえば勝手に稼いでくれる。
才能に恵まれてたら、100万円/月も夢じゃない。
デメリット
- 直ぐには、収益化できない。
最初の半年くらいは、収益が発生しない。
ある程度ブログが成長するまでは、無報酬が続く。
定年後の働き方4選! まとめ
- 定年まで働いた会社に再雇用
- 新しい会社に再就職
- 商売を始める
- 在宅ワークで働く
働き方は、いろいろあるけれど、
サラリーマンはお腹いっぱいなら、ローリスクな在宅ワークがおすすめ。
あなたのノウハウを欲しがっている人は、必ずいます。
そうでないなら、定年まで生き残れるはずがない。
あなたの知識を欲している人のため、自分の収益化のため始めてみませんか?
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