今は子育てに忙しい毎日だけど、いずれ巣立っていきます。
その後、どのように暮らすのかを考てますか?
老後は子供の世話になろう、なんて考えて無いですよね?
- 地域の社会活動に参加
- 働く
- 趣味に生きる
やりたいことはあるけれど
いずれ、定年だ
その後をどう過ごそう?
そんな疑問を解消します。
いずれ定年が来る
その時に備え、40代の内から自分で稼ぐ準備をしておこう
60を過ぎても、サラリーマンを続けますか?
こんな内容を知って、スッキリしよう。
子育てが終わったら、アッと言う間に定年です。
定年後、何をして過ごすか?
もちろん、お金という条件しだいの部分もあります。
けれど、その場になってからじゃ、何もかも手遅れ。
あなたの船です。
40代の内から、あなたの行きたい場所を計画し、なた自身で進路を決めよう。
老後の過ごし方、アンケート結果から見えるもの
- 生涯現役で働く
- 地域活動に参画
いづれにしても、社会との接点を持ち続けたい
内閣府が行った、『令和元年度 高齢者の経済生活に関する調査結果』が興味深い。
60歳以上の男女3,000人に直接面接して聞き取り調査した結果です。
定年後、どのような暮らしを望んでいるのでしょうか?
まずは、データを見てみよう。
- 社会活動にかかわっているか?
- 労働意欲があるのか?
- 働いているのか?
1・社会活動にかかわっているか
内閣府による、60歳以上へのアンケートによると、社会活動を行ってる人は、36.7%です。
- 町内会
- ボランティア
- 子育て支援 などなど
過半数、60%以上の人は
地域活動と接点を持ってません。
2.労働意欲があるのか?
働く理由は、生きがいという理由が半分、生活のためという理由が半分、ほぼ半々です。
貯蓄と年金で悠々自適であれば、生き甲斐のために働くという選択肢もある。
そうでないなら、生活を維持するために、働くしかない。
何歳まで働きたいかと聞かれれば、
『働けるうちはいつまでも』という気概がうかがえます。
2.働いているのか?
では、仕事をしているかと言えば、60%以上の人は仕事もしていない。
60代前半の人も含まれてこの値なので、70代、80代の就業率は、もっと低いと思われます。
『働いている』イコール、社会活動が出来ない訳ではないだろうが、
- 働いている 37.3%
- 社会活動していない 63.3%
ざっくり、20%の人は働いてないし、社会活動に参加もしてないと受け取れます。
何をして過ごしているのか?
趣味を楽しんでいると信じたい。
毎日、テレビの番をしている訳ではないと信じたい。
あなたは、何歳まで働きたいですか?
定年後に備え、40代の内にしておくこと
いきなり結論を言ってしまえば
在宅で、
半分趣味・半分仕事という老後の生き方が理想です
サラリーマンはお腹一杯ですよね。
フリーランスとして在宅で仕事が出来れば、きっと楽しいものになるに違いない。
理由は3つ。
- 自宅で可能
- 時間の自由が利く
- 過去の経験が生きる
と言っても、定年後にいきなり『今日から、フリーランスだ!』と宣言して収入が得られる甘い世界じゃない。
40代の内から、少しずつ地ならしをして、コツをつかんでおかないとムリです。
最初は求人欄を眺めるだけでいい
最初は会社に属したまま、
空き時間にフリーランス向けの求人を眺めるだけでいい
- フリーランスにはどんな仕事が有るのだろう?
- どんな仕事をすれば、どれくらいの収入になるのだろう?
- 自分に出来そうな仕事はあるのかな?
そんな軽い気持ちで求人欄を眺めて見て欲しい。
ありとあらゆる求人があることに驚くに違いない。
あなたの本業に近い分野の求人も、見つかります。
土日で出来そうな内容なら、試しに1つ請け負ってみてみたい。
最初の報酬は、きっと1,000円ていど。
でも、会社の看板を使わずに、自分1人の力で稼ぐことができたという実績。
かけがえの無いものになります。
40代の内は、副業としてほそぼそとお小遣い稼ぎで十分。
大事なのは、1人の力で稼ぐ感覚を養うことです。
在宅フリーランスのメリット
在宅ワークにもいろいろあるけれど、
- パソコンで仕事を引き受けて
- オンラインで成果物を送付する
そんなフリーランス的な働き方が理想的な老後の働き方です。
それは3つのメリットが有るからです。
- 自宅で働ける
- 時間の自由が利く
- 過去の経験が生きる
1.自宅で可能
満員電車に乗る必要もないし、雨の日に出かける必要もない
ネット環境とパソコンがあれば自宅で作業ができます
通勤時間ほど、ムダなモノはありません。
例えば1時間の通勤時間だとしても、往復2時間。
厚生労働省の『令和5年就労条件総合調査概況』によると、平均年間出勤日数は250日。
つまり500時間/年も、貴重な時間を通勤で無駄使いしています。
通勤時間を有効活用すればいいという声も聞こえてきそうだけれど、運転中や満員電車で集中できるはずも無い。
在宅ワークができるとしたら、そのムダ時間を自分のために使えます。
- その分、余計に働いても良い
- ゆっくり朝食を取る時間にしてもいい
- 自己啓発の時間にするのもいい
あなたは、何をしますか?
2.時間の自由が利く
毎日、8時間を惰性で過ごす必要が無い
集中して短時間働くのも良いし、体調に合わせて働くのも良い
自宅作業なので、9時~5時でないのは当然だけど、時間の制限もない。
- 1日2,3時間の作業にセーブすることも可能
- キリのいいとこまでお昼休みをずらすのも自由
仕事の進捗や、体調に合わせて負荷を調整できる
もちろん、気分が乗らない日はパソコンを閉じて、リフレッシュの日にするのもいい。
3.過去の経験が生きる
求人広告で見つけた、
慣れない単純作業に疲弊する?
老後の再就職には、期待できない。
現役時代のツテを使えるのであれば、まだマシです。
そうでないなら、単純作業の薄給しか期待できない。
デスクワークの仕事なんて、高望みの世界です。
しかし、フリーランスとして働くのであれば、現役時代の経験が生きる。
過去に自分が苦労した点をノウハウとして生かせば、仕事を任せられる可能性は高い。
在宅フリーランスのデメリット
最大のデメリットは、孤独だということ
少しづつ副業としてフリーランスを続けると、フリーランスのデメリットにも気付くはずです。
基本、一人ということ。
自由というメリットの裏返しだけど、何をするにも1人。
どの仕事を引き受けるのかも、今日どこまでやるかを考えるのも、1人。
引き受けた仕事の完成度が、これで良いのか評価するのも、1人。
他とのコミニュケーションは、務依頼先とメール連絡をたまにする程度。
誰もあなたのことを、心配してはくれない。
誰もあなたを評価してくれない。
在宅フリーランスのデメリットをメリットに変える
- 誰かと繋がっていないと、不安でしょうか?
- 組織の中で自分の居場所を確保しないと、不安でしょうか?
自由を楽しもう
在宅フリーランスに向いているのは、孤独を楽しめる人です。
サラリーマンの安楽な暮らしも懐かしいけれど、自分らしく生きたいと群れから外れることを選んだ人です。
自由と自己責任の意味を知っている人。
孤独だと嘆くよりも、一人の落ち着いた時間を楽しもう。
『ひとり』への備え
厚生労働省 『2019年 国民生活基礎調査の概況』を引用
会社から離れて1人になると同じように
子供が巣立ち、相方と2人になれば、
いづれ、どちらかが『おひとりさま』になる
65歳以上の高齢者いる世帯は1,487万世帯。
その内、
- 46.6%が夫婦のみの世帯
- 49.5%が単独世帯
子供と暮らす65歳以上は、わずか3.8%。
夫婦のみで暮らす65歳以上(46.6%)は、いずれ『おひとりさま』になる。
軽い付き合いのすすめ
今更、近隣と深い付き合いを始めようとは思わない。
腹の探り合いをしたり、騙したり騙されたり。
そんなことに時間を費やすのは、もうたくさん。
4~5日顔を見なかったら、
『アレッ?』
と思って貰えれば十分。
おひとりさまになった後、万が一の時に気を掛けて貰えれば
それでいい
定年後に備え、40代の内にしておくこと まとめ
会社の傘の下から離れ、1人で生きていくと言うと大きなことに思える。
けれど、40代のうちから少しづつ始めれば、いずれ大きな果実を受け取れます。
最初は会社勤めをしながら、空き時間に少しづつ試してみればいい。
自分には何が向いていて、何を社会に貢献できるのかが少しづつ見えてきます。
みんなで目標に向かう一体感も楽しいけれど、1人の静かな暮らしも悪くない。
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