ただ、『起きて・働いて・帰って・寝る』だけではモチベーションが保てない。
30代の頃は、1日1日をこなすのに必死で、そこまで考えられなかったかもしれない。
けれど、40代になると、多忙な日々にも慣れ、余裕が出て来ます。
バイク趣味を復活させるのはどうだろう。
昔憧れてたバイク乗りになるのはどうだろう。
いきなり大きなバイクは危険だし、お金も掛るので現実的じゃない。
でも、125cc原付二種なら、比較的安全に気軽に始められます。
125cc原付二種って、遅すぎない?
車に煽られるのは、怖い
そんな疑問を解消します。
125cc原付二種は、一般道を走るのに何の不満もない
むしろ、丁度いい
- 30km/h制限・2段階右折・2人乗り禁止、ともに無し
- 下道では、交通をリードできる動力性能
- 高速道路・自動車専用道路は走れない
125cc原付二種は、50cc原付一種と似て非なるものです
こんな内容を知って、スッキリしよう。
原付には、50cc以下の原付一種と、125cc以下の原付二種の2種類あります。
原付一種は制限が多くて、楽しい乗り物とは程遠い。
でも125ccの原付二種ならば、自由!
何の制約も無く、車と同じスピードで行きたいところに自由に走れる。
- 路地裏探検も楽しい
- カフェ巡りも楽しい
- 郊外の里山を走るのも楽しい
- 釣り道具を持って、ポイント探しも楽しい
あなたなら、何処に行きますか?
ハーレーのような大型バイクじゃないと、楽しめない?
ドンガラ・ドンガラ
バイクと言うと、大音量の排気音をまき散らすハーレータイプのバイクを想像するかもしれない。
あれがバイク趣味の人を代表しては居ません。
悪目立ちしているだけです。
あんなバイクで無ければバイクを楽しめになんてことは、絶対に無い。
バイクで何をしたいのか?
リフレッシュ目的であれば、過度な性能は必要ない
125ccあれば、交通インフラの流れに乗るのに、何の不満もない
- もし、高速道路を制限速度を大きく超える速度でカッ飛びたいのなら
- もし、オフロードで飛んだり跳ねたりしたいのなら
- もし、道の駅で羨望の眼差しを得たいのなら
こんな目的でバイクに乗ろうと思うのなら、125ccは目的に合いません。
200万円以上するハイエンドバイクや、1,000ccを大きく超える大型バイクが合うと思います。
週末にリフレッシュしたいのなら
仕事漬けの平日をなんとかこなし、やっとたどり着いた休日。
生活も落ち着き、休日には自分の時間を持てるようになってきた。
子供が起き出す前の早朝、バイクで冷えた空気の中に走り出す。
鼻先のツンとなる感覚に季節の移り変わりを感じながら、街を抜け山里にハンドルを向ける。
全身に走行風を受けて走っていると、体に貯まったウップンが溶け出して風とともに飛び去って行く。
車では入るのをためらうほどの狭い脇道に入る。
その先にある、秘密の絶景ポイントで小休止。
絶景の季節変化に時間を忘れ、思う存分新鮮な空気を肺に満たす。
125ccが過不足無く、丁度いい
こんなバイクの楽しみ方をしたいのであれば、125ccが最適解です。
扱い切れないほどの大パワーを所有する喜びもあるけれど、
全てを扱い切れるパワーの125ccは、丁度いい。
一般道を走るのに、なんの不満も無い動力性能。
家計を圧迫しない燃費と維持費。
週末をきっと豊かなモノにしてくれます。
排気量別の法的な制限【125cc原付2種が丁度いい】
中でも125ccの原付二種は、低コストでバイク趣味を始められるので人気の高いジャンルです。
低コストと言っても、原付一種のような縛りは無いので、自由に走れます。
50cc原付一種、125cc原付二種の交通ルール
道路交通法により、バイクは排気量によって細かく分類されてます。
それぞれ運転するのに必要な免許が違い、出来ることも違います。
排気量による出来ることの違いを確認しておこう。
50cc 原付一種 | 125cc 原付二種 | 250cc | 400cc以上 | |
---|---|---|---|---|
30km/h制限 | アリ | ナシ | ナシ | ナシ |
2段階右折 | アリ | ナシ | ナシ | ナシ |
2人乗り禁止 | アリ | ナシ | ナシ | ナシ |
高速道路走行 | ナシ | ナシ | アリ | アリ |
車検 | ナシ | ナシ | ナシ | アリ |
50cc 原付一種
普通免許を取ると自動的に乗れるようになる便利な乗り物が、50cc(原付一種)。
その替わり、制限が多い。
どんな開けた道でも30km/h以上は出せません。
交通の流れに乗れないので、かえって危険だけど法律なので仕方ない。
また、2人乗りは禁止。
最後に、3車線以上のの広い道路を走行中に右折するときは、2段階右折をしなくてはいけない。
右折する場合は、一旦直進し、反対車線で停止し方向転換ます。その後、反対車線の信号に従って直進する。
知らない人が見たら、訳わからない走り方を強制される。
現代の交通インフラに合わないので、危険な乗り物になてしまってます。
125cc 原付二種
50cc原付一種の面倒な、30km/h制限・二段階右折・2人乗り禁止が全て外れます。
唯一ダメなのが、高速道路の走行。
125ccの最高速度が90km/h 程なので、高速道路に乗れないのは致し方ない。
万一乗ったら、一般道の50ccのように皆の邪魔になってしまうからね。
週末ツーリングなら、高速道路が必要になることは、まず有りません
下道なら、どんな道でも車の流れに乗って自由に走れるのが嬉しい
250cc、400cc超
50cc 原付一種 | 125cc 原付二種 | 250cc | 400cc以上 | |
---|---|---|---|---|
小型二輪免許 | アリ | ナシ | ナシ | ナシ |
普通二輪免許 | アリ | アリ | アリ | ナシ |
大型二輪免許 | アリ | アリ | アリ | アリ |
250cc以上となれば、本格的なバイクに乗れるようになります。
けれど、それには普通二輪免許・大型二輪免許が必要だし、400cc以上では車検も2年ごとに必要。
スピードが出る分、制限がきつくなってきます。
しかし、250cc以上でなけえば失速してしまうような急坂なんて、まず有りません。
125ccでも90k/hは普通に出せるので、それ以上のスペックはまず必要になる場面はありません。
深夜のバイパスを、有り得ないスピードでカッ飛びたいのならご自由にだけど、
扱い切れない大排気量バイクより、
全てが手の内にある125ccの方が楽しかったりします
125cc原付2種で始めるバイクのある日常 まとめ
通勤の足、週末の気分転換ツーリングとして、125ccのある日常は、きっと生活に張りをもたらします。
もちろん、より大排気量のバイクなら、
- もっと速く
- もっと遠くまで
- 高速道路をカッ飛んで
を叶えてくれます。
でも、それには大型免許も必要だし、バイクそのものも100万円レベルになってしまう。
そこまで時間とお金を投資できるのであれば、それも構わないのかもしれない。
けれど、ライトに週末を楽しむのであれば125ccで十分楽しめます。
下道の交通インフラに乗ることも、リードすることも難しくない。
125ccでバイクのある日常を始めてみませんか?
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