ビットコイン(Bit coin)とは簡単に言うとつまり何なのだ?

ビットコイン(Bit coin)とは簡単に言うとつまり何なのだ?

日銀の黒田総裁が2016年1月末にマイナス金利政策を発表したことで、住宅ローンをはじめお金はより借りやすくなります。ですが、お金を増やすという意味では、積み立てや定期預金ではますます増やすことはできなくなります。
預金に金利がほとんどつかない状態になったのは、何も今に始まったわけではありませんが、ではお金を増やしていくにはどうしたらいいのでしょう?
株式、債券、外貨、金やプラチナあたりがパッと思いつく投資先でしょうか。

そんな中、筆者が個人的に将来有望な投資の一つと考えているのは「仮想通貨」です。「暗号通貨」と言われることもあります。具体的に言うと世界中で広がりをみせているもっとも有名な「ビットコイン」です。日本初の「モナーコイン」という2chから生まれた仮想通貨もありますが、世界的にはビットコインの方がメジャーです。

では一体ビットコインとはどういったものなのか、簡単に理解してもらえるよう解説していきます。

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ビットコインとは?

ずばりビットコインとは、ネット上に存在する仮想通貨で、国境を超えて利用されている通貨です。まだまだ世界での認知は低く、物品に変換できるインフラも整っていませんが、将来的に物品やサービスに変換できるようになれば、米ドルやユーロを遥かにしのぐ世界最強の通貨になる可能性を持っています。

と、言われてもわかりにくいかと思うのでひとつひとつ解説します。

電子マネーとの違いは?

よくビットコインを説明するときに引き合いに出される電子マネー。ビットコインもネット上でのみ存在する通貨で、紙や硬貨でない点では電子マネーに似ていますが性質は全然違います。

電子マネーは、カードにあらかじめお金をチャージ(入金)しておいて、そのカードで物を購入します。つまり自国通貨(日本の場合は円)ありきで、その通貨を「電子データ」に変えて、データで買い物をします。

なので電子マネーの最大のメリットは「財布からお金を出す煩わしい行為を簡素化する」という点です。
さらに電子マネーで払うことでポイントが貯まりその分お得、という点。あくまで「円」という枠から出ない点がビットコインと大きく異なります。

ビットコインは形こそありませんが、「ドル」や「ユーロ」と同じ「円」ではない通貨です。ですから単位もあります。1ドル(USD)、1円(JPY)と同様に「1ビットコイン(BTC)」と表記されます。

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ビットコインには発行人や管理者がいない!?

初めて聞いた人が混乱する最大の点は、ビットコインには発行人(管理者)がいないという点です。
「どういうこと?大丈夫なの??」
と思いますよね。普通、ドルや円は「国家という管理者」「中央銀行(日本だと日本銀行)を運営」して、自国通貨の管理をしています。
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※nikkei4946.comより

じゃあビットコインはだれが管理しているのでしょう?答えは特定の国や人が管理しているわけでなく、ネット上で繋がりあった個々のコンピュータが管理作業を共有しています。どういうことかと言うと、ビットコインは常に取引記録を膨大なデータ量の取引台帳に記録されています。24時間、365日、1秒も止まらず正確に記録され続けています。

イメージ的には地球と同じ大きさの帳簿があって、そこに世界中のコンピュータが、
「◯年◯月◯日◯時◯分◯秒に1ビットコインがAさんからBさんに渡された」
という取引内容を書き込んでいるのです。
もちろん新たに発行されたビットコインのことも記録されているので、発行済みビットコインの量も管理されています。

この記録をつける作業は、私達が普段使っているようなノート型パソコンクラスでは処理しきれないほどの計算量になります。ですから、いわゆるスーパーコンピューターレベルのスペックが必要になります。

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管理者がいないのにどうやって新しく作られているのか?

ドルや円は中央銀行が、発行量を調整していますが、ビットコインはどうやって新しく作り出されているのでしょうか?

ビットコインは常に取引記録がされていると書きましたが、その取引記録の作業に参加しているコンピュータへの報酬として新たなビットコインが発行され報酬として支払われます。
「ただであなたのスーパーコンピューターを使わせてもらってありがとう。これ、取っといてください」
というイメージです。

作りすぎたり、作らなすぎたりすることはないのか?という疑問が湧きますが、これはこの取引台帳を元に予め組まれたプログラムによって自動的に計算され調整しています。なので、ちょうどいい?量が流通している、ことになるのですが、ちょうどいいかどうかはプログラムが決めているので、我々人間は少なすぎると思ったり多すぎると思ったりするのかもしれません。

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マイニング(採掘)ってどういうこと?

そしてこの仕組を利用して、自宅にスーパーコンピューターを設置し、取引記録作業に参加している人達がいます。この人達を「マイナー(採掘者)」と呼びます。
なぜマイナーと呼ばれるかと言うと、ビットコインが欲しいがために取引記録作業に参加し、不定期にビットコインが手に入る行為が、穴を掘り続けて金脈を掘り当てる行為に似ていることから、この作業のことを「マイニング(採掘)」と呼ぶため、作業を行っている人達をマイナーと呼ぶわけです。

「金脈を掘り当てる」という点や「発行量が有限(※後ほど説明します)」という点で、ビットコインは「金」や「銀」などに似た性質も持ち合わせています。

ビットコインは発行量が有限の通貨

ドルや円などの通貨は、その国家が潰れない限り発行することができますよね。なので無限通貨になります。しかし、ビットコインは開発されたときから上限が決められた有限通貨なのです。金や銀もいつかはなくなる有限の物ですから、

・マイニングをして手に入れる
・そしていつかなくなる

という点がビットコインと共通しています。
ただし、ビットコインの場合は発行タイミングが自動的に調整されています。
100回処理したら発行とか、100時間処理したら発行などの規則がなく、決まった量が決まった日になくなるように日々調整されながら発行しているのです。

では、ビットコインの総発行量と発行期限はいつなのでしょうか?

ずばりビットコインは、

総発行量:2,100万BTC
発行期限:2140年頃

と決まっています。これ以降は発行されないプログラムになっています。
「新規発行されなければ、マイニングする人達もいなくなってしまうではないか!」

と思うかもしれませんが、それもすでに想定済みです。新規発行終了後は、取引手数料がマイナー達の報酬にまわされるようプログラムされています。

ただ、2015年現在ですでに1,200万BTC発掘されていると言われています。2140年まであと125年もあります。そう考えると今後発行されるタイミングが長くなることが予想されるので、以前のように大量に発掘できず儲からないとも言われています。

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だからスゴイ、ビットコイン!

さて、この解説である程度ビットコインを理解してもらえたでしょうか?

今現在の1BTCの価値は日本円に換えると、
1BTC=47,000円
くらいです。(2016年1月現在)

※更新情報 2016年11月25日時点で1BTC=85,000円

現在発行済の量が1,200万BTCですから、5,640億円ほどのビットコインが世界中に流通していることになります。では上限の2,100万BTCで発行終了になったら9,870億円くらいしか地球上にないってことでしょうか?

いえいえ違います。

もしも将来コンビニでコーヒーを買うときに
「SUICAで」
と言っていたのが、
「ビットコインで」
が普通になっていたとしたら。

もしもどこの国に旅行に行ってもいちいちExchangeする必要がなく、
「Bitcoin OK?」
「Sure!」
という世界になっていたとしたら・・・。

1BTCの価値はどんどん上がります。ビットコインもドルや円と同じ変動為替なのです。もう2度と発行されない通貨だとしたら、さらに価値は上がる可能性があります。

今はまだ日本をはじめ世界でも認知の低い通貨だと最初に書きましたが、そう考えると将来スゴイことになりそうな気がしませんか?全然知られていないのに1BTCが47,000円です。インフラが整い、地球上のみんなに知れ渡った頃には2倍、3倍どころの価値ではなく、100倍くらいの価値に跳ね上がる可能性を秘めています。
そうなると9870億円ではなく、98兆8700億円の通貨ということになります。

そんな未来になることに気づいている人達が今ビットコインを購入しています。ちなみに筆者は去年2015年3月から始めました。その時は1BTC=27,000円でした。それが1年経たずに47,000円になっています。

※更新情報 2016年11月25日時点で1BTC=85,000円

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リスクはないのか?

中央管理者がいないという点、信用を世界中のコンピュータに任せているという点では懸念やリスクを唱える声もあります。
ただし、国によっては「偽札」が大量に出回っているところもありますよね?中国などはATMから出てくる23%は偽札だと言われています。中央管理者がいるのにです。日本円も絶対に偽札は存在しないと言い切れるでしょうか?そう考えると、現在の通貨でもリスクはあります。

また2014年2月にビットコイン取引所「マウントゴックス」のマルク・カルプスによる詐欺事件が発生し、一時悪い意味でビットコインは話題になりました。この事件でビットコインは『良くない物、危ない物』というイメージが付いてしまいましたが、悪いのはマルク・カルプスであって、ビットコインではありません。

この事件で日本政府はビットコインについて正式に見解を発表しました。日本政府としては、「ビットコインを通貨として認めない」というもので、貴金属と同じ「物」であると発表しました。これにより金融取引法の対象にならないという見解でした。

この点もリスクと言えばリスクですが、貴金属ですからやはり金や銀と同じ扱いということになります。

※更新情報 2016年3月4日、日本政府はビットコインを「貨幣」として正式に認め、決済手段の一つとして認定しました。(参考URL http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC04H01_U6A300C1MM0000/)

以上がビットコインの全容です。

最後にこの説明ではわからない人、読む時間もない人はこちらの動画でも解説されています。ものすごい高速で説明されるのでご注意ください。

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