都知事選2016結果 候補者別得票数、投票率は?新知事は「小池百合子氏」

7月31日、東京都知事選挙が行われ、自民党で元防衛相の小池百合子氏が、初の女性都知事として当選しました。これまで3代に渡ってお金の問題で任期途中で知事を辞職する結果となっていることから、
・お金にクリーンなイメージ
・東京の大きな問題「待機児童」の解決
・実は国と密接に関わっているとされる都議会と、利権に関係なく闘ってくれそう
などの要因が、都民が小池百合子氏を選んだ理由なのではないかと想像できます。
さて、2年半ぶりとなった都知事選の当選結果はどうだったのでしょうか?候補者別の得票数、投票率などをまとめました。
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2016年都知事選投票結果 候補者別得票数、得票率
今回の選挙は過去最多となる21人が立候補していました。その中でも有力と言われていたのが、今回当選した小池百合子氏、自民党擁立の増田寛也氏、野党の擁立候補、鳥越俊太郎氏でした。
この3人の結果について、興味を持っている人が多いと思いますので、3人の結果を見ていきたいと思います。
【当選 小池百合子氏】
得票数:2,912,628票
得票率:44.49%
2位の増田氏と100万票以上の大差で圧勝し、当選となりました。
【2位 増田寛也氏】
得票数:1,793,453票
得票率:27.04%
自民党が擁立して全面バックアップしたはずの増田氏は完敗でした。石原親子はそろって幼稚な悪口を小池氏に対して言っていましたが、これからどうするつもりなのでしょう?
【3位 鳥越俊太郎氏(76)】
得票数:1,346,103票
得票率:20.56%
野党の期待を背負って出馬したものの、選挙活動中に週刊誌によって過去の女性スキャンダルが出たり、街頭演説を少なくしたりとあまり良い印象を与えることができなかったわりには、2位の増田氏と45万票ほどの差なので頑張った方ではないでしょうか。
※参考資料URL http://www.asahi.com/senkyo/tochijisen/
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2016年都知事選投票結果 都民の投票数、投票率
では選挙全体の投票数や投票率はどのような結果だったのでしょう?
まず7月31日の投票日より前の期日前投票では170万8195人が投票をしていました。全体の15.15%を占める人数です。
これはこれまでもっと多かった期日前投票の人数、2012年の124万4909人を大きく上回る結果です。
・女性(小池百合子氏)が有力候補者に入ったこと
・小池百合子氏が自民党の擁立を受けて出馬したわけではないこと
・18歳から選挙に参加できるようになった
ことなどが投票数を大きく伸ばした結果だと考えられます。
7月31日18:00、選挙管理委員会から投票結果が発表されました。
当日有権者数:11,083,304人
投票者数:4,043,433人
投票率:36.48%
という結果です。前回の投票率は31.81%ですから、4.67%伸びたことになります。東京の人口から1%は10万人に相当しますので、46万7千人増えた、ということになります。
上記の結果から、都民の小池百合子氏への期待の高さが伺えますね。東京都知事初の女性知事誕生で、これからの東京がどのように変わっていくのか都民の感心は非常に高いと思われます。
国(自民党)からの大きな圧力もあるかと思いますが、小池百合子氏にはぜひ負けずに頑張ってもらいたいものです。
以上、「都知事選2016 当選結果、候補者別投票数、投票率は?新知事は初の女性「小池百合子氏」」でした。