お彼岸の由来や意味。2016年春と秋のお彼岸はいつ?

お彼岸の由来や意味。2016年春と秋のお彼岸はいつ?



「寒さ暑さも彼岸まで」と昔からよく言いますが、そもそもお彼岸ってどんな由来でどんな意味があるのかご存じですか?今回はお彼岸の由来と意味、そしてお彼岸には春と秋2回ありますが、2016年の春、秋それぞれのお彼岸はいつなのか解説していきたいと思います。

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お彼岸の由来、意味

まずはお彼岸の由来です。彼岸とは仏教用語で「向こう岸」という意味です。悟りを開いた境地という意味や、三途の川を挟んだ向こう岸という意味であの世を指します。対してこちら岸のことを此岸「しがん」と言います。煩悩がある世界で現世、この世という意味ですね。

そして仏教では彼岸は西の方向にあると信じられていました。西は太陽の沈む方向になり、太陽の沈む彼方、「彼岸」に思いを馳せ、死んだ後無事に彼岸に旅立てるようにと祈るようになった習慣を「お彼岸」と呼ぶようになったようです。
「太陽=日」日にお願いする、ということから「日願=彼岸」と呼ぶようになったという説もあります。

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2016年の春と秋のお彼岸はいつ?

お彼岸は春分の日と秋分の日を挟んで前後3日間で、合計7日間(1週間)がお彼岸にあたります。
では2016年のお彼岸はいつなのでしょうか?

【春のお彼岸】
3月20日が春分の日なので、3月17日〜23日となります。

【秋のお彼岸】
9月22日が秋分の日なので、9月19日〜25日となります。

初日を「彼岸入り」と呼び、最終日を「彼岸明け」と呼びます。

なぜこの時期がお彼岸なのかというと、太陽が真東から昇り、真西に沈むことと、昼間の時間と夜の時間がほぼ同じ時間になることからきています。このことから彼岸(あの世)と此岸(この世)がもっとも近づく時期と考えられているためです。

おはぎとぼた餅は同じ物で食べる時期で呼び方が違う!

お彼岸と言えば「おはぎ」を食べるのが風習かと思いますが、「おはぎ」と「ぼた餅」の違いを説明できますか?実はどちらも同じ物なんです。では地域で呼び方が違うのかと言うと、そうではありません。
ぼた餅の由来は春に咲く「牡丹(ぼたん)」の花に似ているため「ぼた餅」と呼びます。おはぎは秋に咲く「萩(はぎ)」の花に似ているため「おはぎ」と呼ぶのです。ですから春でも秋でも「おはぎ」とか「ぼた餅」と言うのは間違いで、春には「お彼岸だからぼた餅食べた〜い」と言い、秋には「お彼岸だからおはぎ食べた〜い」と言うのが正解です。

※YouTubeでも動画でお彼岸について紹介されています。ご参考までにどうぞ。

以上、「お彼岸の由来や意味。2016年春と秋のお彼岸はいつ?」でした。

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