アメリカ大統領選はトランプ!投票結果、就任式はいつ?日本への影響は?

アメリカ大統領選挙の結果がついに出ました。
日本ではまさかのドナルド・トランプ氏の当選です!そこで就任式はいつなのかということや、大統領が変わることで日本にどのような影響があるのかをまとめました。
次のアメリカ大統領選はドナルド・トランプ氏に決定!
投票時間終了ギリギリまで各地を飛び回り演説したり、SNSで呼びかけたりと白熱していたアメリカ大統領選挙。前日の段階では、日本時間13時にはアメリカ新大統領が決まるのではといわれていましたが、ふたを開けてみるとかなりの接戦で16時過ぎまで当選が確定しないという予想外の展開でしたね。
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インタビュー調査ではヒラリー氏が優勢と見られていましたが、「隠れトランプ支持」の人達が大勢いたということでしょうか。
過去の選挙では、オハイオ州で勝利した候補者が大統領になるというジンクスがありましたが、やはり今回もオハイオ州で勝利をおさめたトランプ氏が勝利をおさめたという結果です。
トランプ氏は当初、激戦区全てを押さえないと当選することは難しいという見方が濃厚でした。しかし、ヒラリー氏が有利と言われていた州で勝利を重ねるという予想外の展開。激戦区フロリダ州でトランプ氏が勝利したことによりトランプ氏の当選確実が濃厚になりました。
トランプ氏の当選が濃厚になると、ヒラリー支持派が多いニューヨーク州では頭を抱えて座り込んでしまう人や、呆然と立ち尽くす人の姿も。まさかの事態が受け入れられないといった人が多いように感じられました。
一方、共和党陣営の会場ではアルコールが配られ、激戦区をおさえるたびに「USA!」といったコールが鳴り響くといった盛り上がりぶり。
しかしトランプ陣営の盛り上がりとは反対に、世界の投資家は一斉にアメリカの景気後退やドルの価値が下がると判断し、株価はぐんぐん値下がりし、14時の段階では日経平均株価は1000円を超える値下がりが見られました。
予想外のトランプ氏の当選となりましたが、「彼にアメリカの政治を任せたい!」という前向きな投票を行っている人は少数で、消去法でトランプ氏に投票したという人が多いようです。
今年初めて選挙に参加するという女学生が、現地のインタビューで「せっかくの初投票が、ヒラリー氏かトランプ氏という2者択一なのは悲しい。この人に任せたいと思える人に投票したかった。」と答える場面も見られました。
過激な発言で注目を集めるトランプ氏ですが、今後どのような政策を行ってアメリカを変えていくのかに注目が集まりそうです。
投票結果は?
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就任式はいつ?
大統領の就任式は、大統領選挙の一般投票が行われた翌年に行います。就任式の日はアメリカ合衆国憲法で決められており、1937年以降は1月20日の任期開始に合わせて開かれています。
次回の就任式がいつかというと、2017年1月20日です。
式典は現地時間の正午から行われますが、就任式当日、アメリカ合衆国は祝日になります。
過去の就任演説では、ジョン・F・ケネディの「あなたの国が何をしてくれるかを問うのではなく、あなたが国に何が出来るのかを問いかけてください。」といったものが有名ですね。
毎回過激な発言で注目を集めているトランプ氏ですから、次回の就任式でどのような演説が行われるのか気になるところです。
日本への影響は?
トランプ氏が当選したことによる日本への影響は多大ですが、その中でも気になるのが日米安保条約のことではないでしょうか。
トランプ氏は、ニューヨークタイムズのインタビューで日米安保条約について「アメリカには日本を防衛するために巨額の資金を費やす余裕はない」と答えています。また、過去の演説では「日本を誰かが攻撃したらアメリカは助けなきゃいけないのに、日本はアメリカを助けない。これはフェアじゃない」といった発言もしていました。
防衛資金の負担金を増やすように要求されたり、米軍が日本から撤退する可能性も0ではないかもしれません。
もうひとつ、大きな影響を及ぼすのが株価。
アメリカ大統領選挙後は、世界的に株価が大きく下がるケースが多いといわれています。
1953年アイゼンハワー氏が大統領に就任してからこれまでのNYダウと日経平均の推移を見てみると、新しく大統領が就任した1年目は株安傾向にあります。
しかし、今回の選挙は特殊です。
開票がすすみ、トランプ氏の票数が増えるたびに株価がどんどんと値下がりを見せました。トランプ氏とクリントン氏の票数が僅差になった時点で日経平均株価は800円以上の値下げ、トランプ氏の当選が確実になった14時過ぎの時点では1000円以上の値下がりを見せています。
EU離脱が確定した時には1300円以上の値下がりを見せましたが、それに近い状況だと言えそうです。
過去のデータからは、大統領就任から3年目は若干株高の傾向が見られます。
現段階では何とも言えませんが、現状を見ても、トランプ氏の場合は過去のデータがあてにならないかもしれません。株に関しては慎重にならざるを得ないといったところです。
まとめ
開票当初はヒラリー・クリントン氏の勝利が濃厚かと思われましたが、激戦区以外の区で勝利を重ねることでドナルド・トランプ氏が勝利をおさめました。
アメリカ新大統領に当選したトランプ氏の就任式がいつかというと、2017年1月20日です。この日、アメリカは祝日になり現地時間正午から就任式が行われます。
トランプ氏が当選したことによる日本への影響は、多大です。株価への大きな影響が予想されますし、日米関係が大きく変わるのでは・・・と心配する声も多く聞かれます。
隠れトランプ支持者がいかに多かったかを知ることになった今回のアメリカ大統領選挙ですが、トランプ氏が当選することによって世界経済に大きな影響を与えることは間違いなさそうです。
以上、「アメリカ大統領選はトランプ!投票結果、就任式はいつ?日本への影響は?」でした。
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