アリさんマークの引越社のブラックぶりが発覚!!恫喝副社長は誰だっ!?

最近テレビで見なくなりましたが赤井英和さんのCMでお馴染みの「アリさんマークの引越社」がブラック企業ぶりが酷いことになっているようです。劣悪な状況働く社員のために動き出した「労働組合プレカリアートユニオン」に対して恫喝した副社長の映像がYouTubeに流れ話題となっています。
一体アリさんマークの引越社で何が起きているのか調べてみました。
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アリさんマークの引越社ブラックな実態
残業代未払い、代償金による給料天引き、不当な長時間労働、代償金の額が桁違いに多く、会社に借金を背負わされるなどの実態が浮かび上がってきました。
事の発端は同社の従業員Aさんが引越社の労務状況を改善しようと「労働組合プレカリアートユニオン」に加入し、団体交渉を行ったところ、営業職から「追い出し部屋」と呼ばれるシュレッダーだけ1日中行う業務に配置変更させたそうです。
Aさんが配置変更無効を求め提訴したら、「会社に訴状を送りつけた」として懲戒解雇されたそうです。さらに見せしめのために会社の全支店にAさんの顔写真付きで「罪状」と書いた紙を張り出しました。
Aさんが解雇無効の仮処分を申し立てると懲戒解雇を撤回し、再び「追い出し部屋」でのシュレッダー業務への復職を命じました。2015年10月1日から復職したそうですが、罪状がそのまま貼り出されており、さらに「北朝鮮人は帰れ」「過激派の流れを汲むような怖い人は去れ」などと書いた紙が追加で貼り出されていたそうです。
そこでプレカリアートユニオンが会社前で抗議活動を行ったところ、「アリさんマークの引越社」の幹部が出てきて恫喝をはじめました。これがヤクザ並みと話題になっています。
(こちらがその抗議活動の様子)
この動画の1:07辺りから登場して来るヤクザまがいの幹部が副社長の井ノ口昌平という人らしいです。どう見てもヤバイ会社としか思えませんが、この井ノ口副社長は日刊スポーツからの取材に応じ、逆に被害を被っているのは会社側と発言しています。Aさんの勤務態度が他の社員にも影響を及ぼしている、Aさんが度重なる失敗を仕事中に起こして会社に多大な損害を与えた。というのが、井ノ口副社長の言い分です。
(こちらは、アリさんマークの引越社「追い出し部屋」裁判 名誉毀損の「罪状ペーパー」記者会見)
引っ越し業者としての口コミは悪くないのに残念ですね。
引っ越し業界は、完全にレッドオーシャン化していて、価格競争の渦中にあり経費削減のしわ寄せが従業員にきている面もあるかもしれません。
とはいえ、こんな経営姿勢は許せません。今後この事件がどうなっていくかわかりませんが、状況を見守りたいと思います。
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