イギリスのEU離脱がビットコイン相場に与えた影響とは?チャートで解説

イギリスのEU離脱がビットコイン相場に与えた影響とは?チャートで解説

(写真:Bloomberg)

イギリスのEU離脱のニュースはあっという間に世界中に駆け抜け、日本でも円高、株価急落など大きな影響を与えています。そんな中、仮想通貨のビットコインにもイギリスのEU離脱による影響が出ているというニュースが流れています。
イギリスの国民投票が行われた6月23日前後のチャートを確認しながら、ビットコイン相場に与えた影響を解説してみたいと思います。

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イギリスのEU離脱国民投票前後のビットコイン相場のチャート

bitcoinchart

こちらはイギリスのEU離脱か残留かを決める国民投票が行われた6月23日を挟んだ前後のビットコインの相場をチャートにしたものです。
ポイントはいくつかあります。

【ポイント①】
6月12日頃からビットコインの相場が上がりはじめています。これはイギリスの国民投票が近づいてきたことにより、もしEU離脱という結果になった場合、ユーロやポンドの価値が下がるかもしれないという投資家の心理が働き、仮想通貨であるビットコインに資金が流入したため、じわじわと上がったと見られています。

【ポイント②】
しかし、6月20日から23日にかけてドスンと落ちています。これはそれまで急激に上がった相場から利益確定売りをした人達と、投票の直前の報道では残留派が優勢と流れていた両方の理由が働き、相場が急下降で下がったと予想されています。

【ポイント③】
ところが、投票の結果はまさかの離脱派の勝利!6月24日からまたビットコインに資金流入が始まり、相場が上がりました。

と、このような動きを示しました。24日意向はじわじわ上がりましたが、また利益確定が入ったのでしょうか今現在は1BTC=64,000〜65,000円で取引されています。

マウントゴックスの問題や通貨として認められていないことなど、日本ではまだまだ地位の低いビットコインですが、世界レベルでは本物の通貨と関連して相場に影響が出るような存在になっているんですね。

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中央銀行や管理者が存在しないビットコインは、仕組みが理解できればポンドやユーロ、ドルなどの通貨よりもリスクが低いということがわかります。今回の相場を見て、今後ますます世界の経済の動きにビットコインも影響を与えるようになるのではないかと感じました。

以上、「イギリスのEU離脱がビットコイン相場に与えた影響とは?チャートで解説」でした。
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