2017年夏のボーナスの時期、平均や使い道を公務員・会社員別で紹介

働く人たちにとっての半年に一度のお楽しみといえば「ボーナス」ですよね。公務員と会社員とでは平均金額や時期が違っていたりしますが、今回は2017年の「夏のボーナス」について、支給時期、平均支給額や使い道などを公務員・会社員別でご紹介します。
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夏のボーナス2017、支給時期(公務員・会社員)
夏のボーナスの時期は公務員と一般企業の会社員とでは異なります。
【公務員】
公務員のボーナスは、国家公務員は法律、地方公務員は条例で定められており、期末手当と勤勉手当を合算したものです。支給日も国家公務員は『6月30日』と定められ、地方公務員の条例での支給日もこれに準じるか、または近い支給日を設定している場合が多いようです。
【一般企業】
一般企業の夏のボーナスは特に“いつ支給しなければならない”という決まりがないため、企業によって様々です。年に1回の支給や、ボーナス自体が“無い”といった企業もあります。一般的な夏と冬の2回という形式の企業では、だいたい6月末から7月の初旬というところが多いようです。
上記のように、公務員と一般企業とではそんなに時期の違いはないようです。ちなみに夏と冬の2回支給という形式は日本独自の習慣らしく、江戸時代に商人が盆と暮れに奉公人を里帰りさせ、その際に着物や小遣いを支給していたのが始まりといわれています。古くからの習慣の名残ですが、夏休み前の入用の時期に貰えるというのはありがたいですよね。
夏のボーナス2017 平均支給額(公務員・会社員)
では次に夏のボーナスの平均支給額を公務員・会社員別でご紹介します。
【公務員】
国家公務員(管理職を除く)の2016年の夏のボーナスの平均支給額は63万100円でした。
前年夏に比べると1万200円(1.6%)増、夏のボーナスとしては2003年以来の高水準となったそうで、民間企業の賃金アップを踏まえた前年の人事院勧告に基づき支給月数が0.05ヶ月引き上げられたためとのこと。
公務員のボーナスは民間企業のボーナスと比べて差がでないように人事院が決定するそうで、労務行政研究所のアンケートによると、2017年の夏のボーナスは2016年と同程度の増加となる見通しが高いようです。
このことから、2017年の支給額は、
63万100円×1.6%=64万182円
程度になるのではないかと予想できます。
【一般企業】
一般企業の2016年の夏のボーナスの平均は、全産業では82万2,272円(前年より1.03%増)、大手企業では90万5,165円(前年より1.46%増)でした。
上記でご紹介した通り、労務行政研究所のアンケートによると、2017年のボーナスは2016年と同程度の増加との見通しのため、2017年の支給額は、
一般企業が82万2,272円×1.03%=83万741円
大企業が90万5,165円×1.46%=91万8,380円
程度になるのではないかと予想できます。
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夏のボーナス2017、使い道(公務員・会社員)
夏のボーナスの使い道はどんなものが多いのでしょうか?
ここでは、全世代のアンケートを参考に2016年の使い道ランキングをご紹介します。
1位 貯金
2位 ローン返済
3位 子供の教育費
4位 旅行・外出をする(国外)
5位 金融商品(投資信託・株式等)の購入・外貨預金など
となっています。貯金やローン返済・子供の教育費など、堅実な使い道が上位になっていますね。特に家庭を持っていると「パーっと使う」という訳にはいかないようです。
この傾向は過去数年に渡り続いているため、2017年も同様の使い道のランキングとなりそうです。
まとめ
2017年の公務員・会社員の夏のボーナスの時期や平均、使い道などについてご紹介しました。公務員は支給時期や支給額が安定していますが、一般企業の場合は会社の業績によって支給額が左右されるため、将来のことを考えると、娯楽や買い物などに回せないのが現状のようですね。
とはいえ、楽しみなボーナス。今からいくらになるか、何に使うか迷いますね。
以上、「2017年夏のボーナスの時期、平均や使い道を公務員・会社員別で紹介」でした。
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