学校、会社の衣替えの時期は?コツを知って賢く入れ替えや収納をする。

学校、会社の衣替えの時期は?コツを知って賢く入れ替えや収納をする。



今年もそろそろ春の衣替えの時期がやってきましたね。そういえば学校や会社では具体的にいつ衣替えをする時期なのでしょうか?少し気になったので調べてみました。
また家庭で衣替えをするタイミングや効率的な賢い衣類の入れ替えや収納のコツについてご紹介します。

学校、会社の衣替えの時期はいつ?

一般的には、会社や学校で決められている衣替えの時期は、

(春):6月1日 (秋):10月1日

だと思います。
もちろん地域や会社、学校によって違いはありますが、恐らくこの日に設定され、前後2週間くらいを切り替えの猶予としているところがほとんどだと思います。
ですが、実はこのように衣替えの日付がきっちり決められているのは日本特有の習慣のようです。他の国の人が聞くと驚かれる習慣の一つです。こういうところにも日本人の規則生真面目さが出ています。

また、2011年3月11日の福島第一原発事故の影響で、節電を余儀なくされたということは記憶に新しいと思いますが、その一環として、クールビズのタイミングを1ヶ月早め5月1日〜10月31日という会社も多くあります。

また学校や会社で衣替えの日付が決められていない場合は、自分で勝手に決めることになります。その場合は一週間の平均の最高気温を目安にするといいでしょう。以下が夏物、冬物への衣替えの目安です。

(春から夏への衣替え):23度以上
(秋から冬への衣替え):15度以下

これを天気予報の週間予想で計算して平均の気温を割り出すことで、衣替えを決める基準ができます。

賢い入れ替えのコツ

日付にすると上記の2回が衣替えの時期となりますが、実際には四季の分だけ衣替えが存在します。
「冬から春」、「春から夏」、「夏から秋」、「秋から冬」というよう具合ですね。ですから年に2回だけやればいいというものでもありません。

というわけで、賢い入れ替えのコツについてご紹介します。
コツとしては、何回かに分けて衣類を入れ替えていくという方法です。

【1回目:3月〜4月】
真冬に着るようなコートや毛糸のセーターなどはクリーニングに出して奥の方に収納します。薄手の冬物はまだ出しておきます。そして真冬の物を奥にしまうことでできたスペースに春物を出します。

【2回目:4月〜5月】
薄手の冬物をクリーニングに出して収納します。春物は残しておいて、今度は空いたスペースに夏物を出します。注意点は6月になると梅雨になるので、湿気が出てしまいます。必ず梅雨入りする前に冬物の収納は終わらせましょう。

【3回目:9月】
そろそろ秋物を出しておきます。夏のあいだ春物が出ていた場合は、このタイミングで収納しましょう。また、9月はまだ熱い日があるので夏物はしばらく出しておきます。

【4回目:9月〜10月】
夏物を収納します。そしてそのスペースに薄手の冬物を出しておきます。

【5回目:12月】
秋物をクリーニングに出して収納します。そして厚手の冬物のコートやセーターを再び出してきます。

このように何回かに分けて収納スペースを入れ替えること効率よく衣替えができます。

賢い収納時のコツ

入れ替えのタイミングが決まったら、あとは収納のコツも覚えておきましょう。

【カラッとしたいい天気の日におこなう】
湿気を避け、晴れた日におこないます。

【クリーニングに出す】
クリーニングに出さずにそのまま収納すると、黄ばみの原因や臭いの原因になります。

【透明なプラスチック収納ケースを使う】
透明になっているプラスチック製の収納ケースが便利です。外から何が入っているかわかりますし、これをクローゼットの中に積み上げておき、季節毎に入れ分けると出し入れが簡単になります。

【防虫剤は底ではなく、衣類の上に】
防虫剤の効き目は下に下に伝わっていくので、タンスなどにしまうときは一番上に防虫剤をのせておきましょう。

【クリーニングのビニールぶくろは外す】
意外と知られていないのですが、クリーニング屋さんで受け取ってきた時にビニールぶくろに入れられているかと思いますが、これは湿気がたまる原因になるので外して収納しましょう。

【着ないものは処分する】
ずばりタンスの肥やしという言葉があるくらいですから、着ないものは買い取りをしてくれるお店に持って行ったり、自分でヤフオクなどに出すなどして処分しましょう。とても売れそうにないものは思い切って捨てましょう。

いかがですか?季節がある日本ならではの衣替えですが、賢く行うことでスマートな生活が送れますね。
以上、学校、会社の衣替えの時期はいつか。また、衣替えのコツを知って賢く入れ替えや収納をする方法でした。

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