シワシワネーム、キラキラネームとは?実例で紹介

シワシワネーム、キラキラネームとは?実例で紹介

アラフォーパパなら経験があるでしょう。我が子が生まれる前に一生懸命名前を考えたときのことを。そんな大事な我が子の名前に世間ズレしたキラキラネーム、ドキュン(DQN)ネームと呼ばれる名前をつけてしまった親達がいます。

さらに最近ではシワシワネームなるものも出てきているようです。今回はキラキラネーム、DQNネーム、シワシワネームとはなんなのか、実例を含めて書いてみたいと思います。

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キラキラネーム、DQNネームとは

キラキラネームとは、ぱっと見で読むことができない奇抜な当て字や外国人やローマ字名の物に無理やり漢字を当てているような名前のこと。実際の読み方がメルヘンチックなイメージのもの。

ドキュンネーム(DQNネーム)もほぼ同じ意味だが、キラキラネームが多少呆れた感を柔らかく表現しているのに対して、ドキュンネームは呆れた感を全面に出した呼称。

【男の子】
四駄霊(よだれ)
新一(こなん)
光宙(ぴかちゅう)
頼音(らいおん)
匠音(しょーん)
大熊猫(ぱんだ)
黄熊(ぷう)
男(あだむ)
本気(まじ)
皇帝(しーざー)
【女の子】
愛歩(あほ)
水子(みずこ)
精子(せいこ)
陽向(ひよこ)
愛舞(いぶ)
煮物(にもの)
姫凛(ぷりん)
七音(どれみ)
泡姫(ありえる)
愛保(らぶほ)

ほんとか!?と思ってしまいますが実在するようです。この手の話しを聞くと、こんな名前を付けられた子供の将来を勝手に心配してしまいます。「にもの」なんてもう食べ物です。

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シワシワネームとは?見直されている理由

これに対して、◯男、◯子など、ちょっと昭和なニオイのする名前を「シワシワネーム」と言うそうです。

ネット上では、
「シワシワネームとは失礼な!」という声もあったり、
「シワシワネームじゃなくてレトロネームは?」とか、
「◯男、◯子がシワシワネームならキク、ツネなど二文字読みの名前はヨボヨボネームじゃね〜か」など盛り上がっているようです。

でも最近ではこういった◯男、◯子を付ける親が増えてきているそうです。キラキラネーム、ドキュンネームの反動とも言われているのですが、子供の将来を考えると無難な名前にした方がいいという考えが親にあるからとも言われています。

キラキラネーム、ドキュンネームはやはり将来的に不利な点があるそうで、特に就学や就職時に影響があるようです。

ある企業でキラキラネームの男性新入社員を採用したところ、数カ月後に出社しなくなったそうです。それから間もなくこの新入社員の親が会社に押しかけてきて、新入社員の上司から「過度なプレッシャーを受け出社できなくなった、どうしてくれるんだ!?」と怒鳴りこんできたそうです。あげく、補償金の請求もしてきたとのことです。

会社人事がこの上司にあたる社員を調べたのですが、特に問題はなかったようで、その後この会社ではキラキラネームの社員は極力採用しないようになったとのことです。

この例からもつまりキラキラネームは親や育ってきた環境に問題があると疑われ不採用になる可能性があるようです。

学校の面接でもキラキラネームだと、自分の名前で過去にいじめなどに合ったことはないか聞くそうです。学校は集団生活の場所なので、いじめが発生する要因になりそうな名前の子供を合格させることに抵抗があるようです。

こうしたことが発生しているのに気づいた親達が、シワシワネームに戻る傾向にあるようです。

いつ頃からキラキラネームははびこりだしたの?

キラキラネーム、ドキュンネームははたしていつ頃から流行りだしたのでしょう?

調べてみると80年台からその傾向はあったようです。「名付け本」が数多く出版され、そこには国際化に合わせよう、他の人とは違う個性的な子供を育てようということが提唱され、その影響を受けてじわじわとキラキラネームが増えてきて90年台に入り、益々増えていったようです。

また、都市部よりも地方に行くにつれキラキラネーム、ドキュンネームが増える傾向にあるそうです。

ただ、歴史的には昔からぱっと見で読めない名前は存在するので、ある意味日本の文化でもあるようです。

将来のある子供の大事な名前です。親の思いを込めすぎて社会生活が送りにくくなるようなことは避けたいものですね。

以上、「シワシワネームとは?キラキラネームとは?実例で紹介」でした。