かたつむりを飼うときの土はどうすればいい?寿命はどれくらいで冬眠するの?

梅雨の時期になると、アジサイの葉の上にいるかたつむりをよく見かけますよね。お子さんが興味を持つこともあるでしょう。しかし、家で飼うとしたら、何を用意すればよいのでしょうか。
今回は、かたつむりを飼うために必要なものや、土の管理の仕方、寿命や冬眠についてご紹介します。
関連記事:かたつむりの飼い方 餌の中で卵の殻がいいってほんと!?
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かたつむりの飼うときの土
かたつむりを飼うときには、市販の腐葉土を用意してあげると良いです。このほかにそろえたいものとしては、
・ふたができる、通気性のあるケース
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・霧吹き
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・落ち葉や木の枝
・エサを入れる小皿
・日光消毒をした素焼きの植木鉢
などがあります。
ケースはカブトムシなどの昆虫飼育用のケースがおすすめですが、1匹飼う程度であれば、透明なビンにガーゼでふたをしたものでも大丈夫です。
ケースの底に腐葉土と落ち葉、木の枝などを入れましょう。
土の上にエサを入れる小皿などを置きます。エサは腐らせないように毎日取りかえて、食べ残しがないようにしてください。
かたつむりは湿った場所が好きな生き物ですので、土は霧吹きで湿らせておきましょう。湿らせすぎは逆効果になりますので、土が乾燥しない程度にとどめてください。
また、長期間同じ土で飼育していると土にカビが生えてしまい、かたつむりが弱ってしまうため注意が必要です。エサや湿気の管理はしっかりと行い、定期的に土や落ち葉、木の枝は取りかえるようにしましょう。
素焼きの植木鉢は、かたつむりが卵を産むために必要な場所になります。かたつむりにはオスやメスといった定義はなく、ひとつの個体がどちらの機能も備えています。そのため、同じくらいのサイズのかたつむりを2匹一緒に飼えば卵を産みますので、用意することをおすすめします。
日光消毒した植木鉢に腐葉土を入れて、ケースに入れましょう。土のお手入れの手間を省くために、ケース自体に土は入れず、植木鉢のなかにのみ土を入れても大丈夫ですので、1匹しか飼わない場合でもおすすめです。
かたつむりの寿命ってどれくらい?
かたつむりはたくさんの種類があり、種類によって寿命は変わってきます。一般的に小型であるほど寿命は短く、大型のかたつむりの方が長く生きると言われています。
小型で殻の薄いかたつむりで1年程度、普段目にする機会の多い一般的なかたつむりで2~3年程度です。
とくにキセルガイ科のかたつむりは長く生きる傾向があり、15年ほど飼育したという記録もあります。
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かたつむりは冬眠するの?冬の飼い方は?
かたつむりは、気温が下がってくると冬眠します。そのため、室温を20度以上に保ち続ければ、冬眠させずにしいくすることも可能ですが、冬の間中温度管理をするのは難しいでしょう。
かたつむりは冬眠中、落ち葉などの下に潜り込んで体温を保ちます。冬眠の時期になったら、落ち葉を多めに用意しましょう。また、冬眠中でも湿気は必要ですので、忘れずに霧吹きなどで湿らせてあげてください。
冬眠中は、温度変化の少ない、直射日光の当たらない場所に置きましょう。
地域によって気温も変わるため一概には言えませんが、10月の下旬あたりから3月にかけて冬眠することが多いです。
まとめ
かたつむりは、食べたものと同じ色のフンをするため、お子さんが観察しながら楽しく飼育できると思います。ナスやニンジン、キャベツなどの野菜をいろいろと食べさせてみてください。
また、殻を保つために必要なカルシウムは、鶏卵の殻などをあげれば食べてくれるので、特に専用のものを買ってあげる必要がないのも助かりますね。
のろのろと動く姿や食べる姿など、とてもかわいいかたつむりですが、寄生虫の宿主になる生き物でもあります。触った後は必ず手洗いしてくださいね。
以上、「かたつむりを飼うときの土はどうすればいい?寿命はどれくらいで冬眠するの?」でした。
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