世界禁煙デー2016とは?いつ、どこで何をやる日なの?

世界禁煙デー2016とは?いつ、どこで何をやる日なの?



今年こそは禁煙!!と言い続けてはや5年・・・。禁煙を決意するもののすぐに挫折してしまう。禁煙しなきゃと言ってまったく行動できていないなど、世の中には禁煙を気にしながらやめられないパパ達が沢山いると思います。

そんなアラフォーパパに朗報?です。「世界禁煙デー」という日があるのをご存知ですか?タバコをやめよう!と考えているのは世界共通のテーマなのです。そんな世界禁煙デーとは一体何をやる日なのか、また2016年はいつが世界禁煙デーなんでしょう?
今回は世界のアラフォーパパのために「世界禁煙デー」について調べてみました。

また、世界の喫煙状況やタバコの依存度はどの程度なのかも調べてみました。

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世界禁煙デーとは?いつなの?

世界禁煙デーとは、WHO(世界保健機関)が禁煙を推進するために決めた記念日のことで正式な国際デーとして登録されています。英名は「World No-Tabacco Day」と言います。
きっかけは、WHOが設立40周年を迎えた1988年4月に「5月31日を世界禁煙デーとする」と定めました。

活発に活動が始まったのは2007年からで「タバコの煙のない環境」をテーマとして、各国で様々な活動が行われるようになりました。禁煙マークをプリントしたTシャツを着てマラソン大会をしたり、街中にポスターを貼り出して禁煙を促すなどの活動が行われています。

そんな世界禁煙デーは毎年5月31日~6月6日を活動期間としています。2016年の5月31日は火曜なので、一番活動が活発になるのは6月4、5日の土日になりそうです。

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どこで何をやってるの?(日本での活動)

厚生省のサイトを確認すると日本で国をあげて世界禁煙デーをアピールするようになったのは2002年からです。今から15年前のことですね。世界禁煙デーが始まって15年目に日本ではシンポジウムが開催されました。この時のテーマは「たばことスポーツは無縁(無煙)です。-きれいにやろう-」でした。銀座のガスホールを会場に、医療関係者、学校関係者、スポーツ選手、スポーツドクターなどの専門家が集まり議論を深めたとされています。

その後、日本各地で開催されるようになり、今では地方都市などを含め多くの場所でシンポジウムやポスター作品の募集展示が行われています。
今年2016年の活動については、厚生省のサイトにはまだ記載されていません。おそらく全国の自治体などで徐々に活動内容が発表されるのではないかと思われます。

ちなみにテレビ番組では過去にナインティナインの「めちゃイケ!」で「めちゃイケ禁煙デー」という特別企画で紹介されたこともあります。

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世界の喫煙状況と依存性

では最後に世界の喫煙状況はどのようになっているのでしょうか?そしてタバコの依存状況についてふれたいと思います。

先進国で成人男性の喫煙率がもっとも高いのはロシアで59%となっています。半数以上の人がタバコを吸うんですね。もっとも低いのはカナダで20%という数値でした。次いでオーストラリアの21%。日本は34%です。世界平均が33%なので、日本は残念ながら平均より悪い状況です。

タバコの値段は10年前より130円も値上がりしているのに、なかなか日本の喫煙率が下がらないのはなぜでしょう?
下記の図は2013年〜2015年の日本の喫煙者状況です。

2013年 2014年 2015年
男性喫煙者数 1,623万人 1,526万人 1,562万人
男性喫煙者比率 32.2% 30.3% 31.0%
女性喫煙者数 572万人 533万人 522万人
女性喫煙者比率 10.5% 9.8% 9.6%

(JT 全国たばこ喫煙者率調査より)※喫煙者比率は総務省統計局の成人人口概算値

こうやって見てみると、男性は2015年に再び喫煙者が増えています。2010年に今の値段に上がったにも関わらず、このように喫煙者数の減少には繋がっていないのが現状です。
それだけ皆さんストレスを抱えているということでしょうか?

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続いてタバコの依存性についてみてみましょう。
なぜタバコには依存性があるのでしょうか?タバコの場合、葉っぱに含まれているニコチン成分が依存性を引き起こします。いわゆるニコチン中毒です。
では、どのようなメカニズムでニコチン中毒に陥っていくのでしょうか?

①タバコを吸うことで脳にあるα4β2ニコチン受容体というものとニコチンが結合します
②結合することでドーパミンとなって放出され快感となります
③また体感したいと脳が感じ、タバコに火をつけます

これがニコチン中毒に陥っていくプロセスです。イライラすることが多いと、このストレスから逃げ出すためにドーパミンの快感を感じたくタバコを吸うのです。

またニコチンは他の中毒とくらべても依存性が高いと言われています。ですから、タバコは嗜好品ではなく薬物と同じだという見解を持つ人もいます。仮にタバコを薬物として、他の物と比べて依存度はどちらの方が高いのでしょうか?アルコール、カフェインも含め依存度ランキングを調べてみました。

1位:ニコチン中毒
2位:ヘロイン中毒
3位:コカイン中毒
4位:アルコール中毒
5位:カフェイン中毒

やはり世界ではタバコの中毒者が一番多いんです。ちなみに摂取しなくなったときの禁断症状がひどい順は、

1位:アルコール中毒
2位:ヘロイン中毒
3位:ニコチン中毒
4位:コカイン中毒
5位:カフェイン中毒

とされています。こうやってみるとタバコは薬物と同じと言われるのは納得できます。

以上、世界禁煙デー2016とはいつどこで何をやる日なのかについてでした。中毒性は高いタバコですが治せないわけではないので、場合によっては医者に相談するなどして禁煙を成功させてみませんか。それが家族のため、子供のためになるのだと考えれば頑張れるはずです!

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