2016年秋の読書週間はいつ?期間や標語について

2016年秋の読書週間はいつ?期間や標語について

2016年度の秋の読書週間はいつなのかをご存知ですか?開催期間や、標語が何なのかということをご紹介します。普段は本なんて読まないという人も、読書週間をきっかけに新しい世界観を広げてみませんか?

【スポンサードリンク】

2016年秋の開催期間はいつ?標語は何?

秋の読書週間は10月27日から11月9日。文化の日を中心にした2週間が読書週間の開催期間です。

毎年、一般公募で標語が募集されていますが、2016年度は「いざ、読書。」に決まりました。本を選ぶことの楽しさ、難しさが込められた言葉です。表紙やタイトルを見て色々な本を手に取りながら、どれにしよう、こっちにしようかと悩みながら手にする1冊。この本が自分にどんな影響を与えてくれるのだろうか・・・そんなドキドキや緊張感が伝わってくる標語ですね。

【スポンサードリンク】

そもそも読書週間ってどんなもの?

読書週間が最初に制定されたのは、関東大震災の翌年である1924年。関東大震災によって大量の読み物がなくなってしまったことを受け、日本図書協会が始めた「図書館週間」が起源です。その後、昭和に入ると一時は廃止に追い込まれましたが、第二次世界大戦敗戦後の2年後に再び催されるようになりました。震災後や敗戦後に読書週間が行われていることからは、先人が「本」に何かしらの希望を抱いていたことが感じられますね。

読書は、年齢や性別に関係なく誰でも楽しむことが出来るもの。読書週間は、「本を読むことを積極的に推奨する」期間のことです。普段、なかなか本を読む時間がない、機会がないという人にとっては、本を読むいいきっかけになるかもしれません。

この時期に開催される読書感想文のコンクールに応募したり、本を○冊読むなどの目標を設定したり、開催期間中は本の貸出数を増やしたり・・・。様々な工夫を凝らして、子供たちの読書の推進をはかっている小学校や中学校も多く見られます。

読書週間の対象は子供から大人まで幅広いのですが、子供を対象とした「こどもの読書週間」というものもあります。4月23日から5月12日に開催されるもので、子供にもっと本を読む場所を与えたいという願いから誕生した取り組みです。ボランティアでおはなし会が開かれることもあるので、家族で参加してみてもいいかもしれませんね。

おわりに

2016年の秋の読書週間は10月27日から2週間。この期間は、書店や図書館でさまざまな本の特設コーナーが組まれています。どんな本を読んだらいいのか分からないという人は、この時期に設置される特設コーナーから1冊手に取ってみては?新しいジャンルに興味が出てくるかもしれません。

以上、「2016年秋の読書週間はいつ?期間や標語について」でした。