ピーナッツのカロリーで太るの?またその栄養素は?

ピーナッツ(落花生)のカロリーはいったいどのくらいあるのでしょうか。体に良いナッツ類ですがやはり高カロリーのイメージ通り太るのでしょうか。春夏秋冬問わずビールのお供の鉄板食品についてその栄養素と体への影響を調べてみました。果たしてピーナッツダイエットなるものは存在するのでしょうか。
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ピーナッツのカロリーは?
想像通りピーナッツのカロリーはけっして低くありません。そのカロリーはなんと100g当たり585kcalとなります。しかも脂質が約49.4gと全体の約半分。
585kcalというとサイゼリアの「ミラノ風ドリア」と同じくらい、若しくはジョナサンの「チキンてりやきソース」とか日清の「U.F.Oシーフード焼きそば」とほぼ同じくらいの高カロリーです。
ちなみにコーラが100ml当たり45kcalなのでそのカロリーは推して知るべしです。
ピーナッツは太るの?
これだけカロリーの高いピーナッツですから、食べ過ぎると太るのではないかと思いますよね?ですが、裏腹に『ピーナッツダイエット』というダイエット方法が存在します。
実はピーナッツに含まれる脂質は太りにくい植物性の脂肪です。中性脂肪や悪玉コレステロールを下げる効果があり、生活習慣病(動脈硬化・ガン・糖尿病)の予防となる素晴らしい食べ物なのです。この植物性の脂肪はオレイン酸・リノール酸(不飽和脂肪酸の一種)でオレイン酸はオリーブ油・キャノーラ油に多く含まれるものと同様で善玉コレステロールを下げずに悪玉コレステロールを下げる優れものなのです。
つまり食べ方を間違えなければ、高カロリーなのにダイエット効果がある食品なのです。
では、具体的にはどのくらいの量を目安にしたらよいのでしょうか。
それはズバリ100kcal以内です。粒にすると25粒程度となります。脂質を含む食べ物ですから当然夜は避けたほうが無難です。日中は少なからず体が稼働しているのでカロリーを消費しやすい状況ですので、朝食または昼食に食べるようにするとよいでしょう。
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ピーナッツの栄養素は?
体に良いことが分かったピーナッツですが、どのような栄養素がどのような働きをするのかをまとめました。生活習慣病の予防やダイエット以外にも貧血予防・痴呆症の予防、美容・成長促進などの効果が見られる豊富な栄養素を持った万能食品であることが分かります。
成分名 | 構成 |
エネルギー | 585Kcal |
タンパク質 | 26.5g |
脂質 | 49.4g |
炭水化物 | 19.6g |
灰分 | 2.4g |
カルシウム | 30㎎ |
リン | 390g |
鉄 | 1.7mg |
ナトリウム | 2mg |
カリウム | 770mg |
マグネシウム | 200mg |
亜鉛 | 3mg |
銅 | 0.7g |
ビタミン・カロチン | 7μg |
ビタミンB1 | 0.2g |
ビタミンB2 | 0.1g |
ビタミンE | 11.4㎎ |
ビタミンナイアシン | 17mg |
食物繊維量 | 7.2g |
ポリフェノール総量 | 475mg |
遊離糖 | 6.1g |
アスパラギン酸 | 128mg |
グルタミン酸 | 12mg |
グリシン | 24㎎ |
アラニン | 64㎎ |
フェニルアラニン | 25㎎ |
如何でしたでしょうか。このように栄養素を沢山含んでいるんですね。なんでも同じですが採り過ぎは体に悪いですが、いい機会なのでピーナッツダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか。
以上、「ピーナッツのカロリーで太るの?またその栄養素は?」でした。
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