ヘルパンギーナ 子供や大人にうつるの?手足口病との症状の違い

夏風邪の一種「ヘルパンギーナ」が流行し始めているそうです。国立感染症研究所がまとめた2016年5月30日から6月5日までの全国の患者報告数によると、西日本を中心に患者が増えてきているそうです。
ですが「ヘルパンギーナ」って聞き慣れないですよね?手足口病と症状が似ているとのことなのでどのような違いがあるのか、またウイルス性の風邪であることから子供や大人にうつらないのかなど詳細を解説します。
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ヘルパンギーナは子供や大人にうつるの?
まず、ヘルパンギーナは子供や大人にうつるのかという疑問ですが、うつります。
またヘルパンギーナの感染力は非常に強いので、子供同士でうつるのはもちろん、子供から大人、大人から子供にもうつってしまいます。
症状が出てから接触してもうつりますが、潜伏期間は3〜5日なので、その間に接触してもうつってしまいます。このことから一度感染し始めるとあっという間に広がると言われています。
感染ルートは、飛沫感染、接触感染がありつばや同じ食器、プールなどからうつってしまいます。
大人もうつりますが同じ系統のウイルスで一度ヘルパンギーナを患った経験があれば、体内に免疫ができ感染することはありません。
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ヘルパンギーナと手足口病の症状の違い
ヘルパンギーナはウイルス性の感染症で6月から8月にかけて流行する夏風邪の一種です。症状を引き起こすのはエンテロウイルス群と呼ばれるもので、
・コクサッキーウイルス(A群)
・コクサッキーウイルス(B群)
・エコーウイルス
・エンテロウイルス(68型~72型)
などがあります。この中でもコクサッキーウイルスがもっとも多く確認されている原因のウイルスです。
ヘルパンギーナの症状は、
・発熱(38〜40度)
・口腔内に口内炎や水泡が多数できる
という症状が出ます。
潜伏期間は3〜5日間、症状が出てから3〜5日間、回復しても3週間くらいは体内にウイルスがいると言われており、1ヶ月以上完治までにかかる病気なので注意が必要です。
対して、手足口病の症状は、
・発熱(37〜38度)、出ないこともある
・口腔内に口内炎や水泡が多数できる
・水泡が手、足、全身に広がる
という違いがあります。同じ6月〜8月に流行するのでわかりにくいかもしれませんが、手足口病はその名の通り、手足にも症状が出るので症状が出てからしばらくするとわかります。
夏風邪は一度ひくと冬の風邪にくらべ治りにくいと言われています。またヘルパンギーナ子供の方がかかりやすいので親としては、かからないように夏でも手洗い、うがいを子供にさせるようにしましょう。
以上、「ヘルパンギーナ 子供や大人にうつるの?手足口病との症状の違い」でした。
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