ワカサギ釣りのコツと注意するべき点は?

ワカサギ釣りのコツと注意するべき点は?



冬のアウトドアの1つ『ワカサギ釣り』。かく言う筆者も子供の頃、よく父親に連れて行ってもらいました。
ワカサギ釣りの醍醐味は、凍りついた湖の表面に穴を開け、そこから釣り糸を垂らすというスタイルですよね。ところが近年、楽しいはずのワカサギ釣りで事故が度々起きているようです。

ということで、ワカサギ釣りをやる上でのコツや事故を起こさないための注意点をまとめました。

【スポンサードリンク】




楽しくたくさん釣るためのコツとは?

出かける前はインターネットなんかで、100匹、200匹のワカサギが入ったバケツやビニール袋を抱えてニッコリ笑っている人々を見て、
「明日は自分がこうなるぞ〜!」
と思って出かけたものの、10匹も釣れずにガックリなんてことも結構あります。これには原因があるんですね。では、ワカサギをたくさん釣るためのコツとはなんなのでしょうか?

①ポイント選び
ワカサギは群れで行動します。なので、湖ならどこで釣っても釣れるというわけではありません。しっかり事前に行く場所のポイント情報を入手しましょう。貸しボート屋でボートを借りると、ポイントまで連れて行ってくれるサービスがあるので、メジャーな湖ならあまり心配することはありません。

②棚選び
湖の中のどのあたりにワカサギがいるかということです。表層近くにいるのか、中層あたりにいるのか、底の方にいるのか。表層に群れがいるのに仕掛けを底まで落としていてはいつまでたっても釣れません。
コツとしては、まず底まで落として20cmくらい巻き上げ、しばらくアタリがくるのを待ちます。アタリがなければ、1mくらい巻き上げてまた待ちます。これを繰り返して、アタリが出たところがワカサギのいる「棚」になります。

③誘いを入れる
仕掛けを入れてそのままにしていても釣れなくはないですが、餌に動きを持たせてワカサギにアピールするための「誘い」を入れた方がたくさん釣れます。棚まで仕掛けを入れた後、時々釣り竿を大きく持ち上げて、また元の位置に戻す誘いを入れます。この動作を「しゃくり」と言います。
ワカサギからすると、目の前から餌が急に消えたり現れたりするので、我慢できずにくわえてしまうのです。

④すぐにあわせない
アワセとは、アタリが出た時に針を魚の口にしっかりかけるための動作です。竿を立てたり、上げたりする動作ですね。竿先が「プルプルッ」と小刻み震えるのがワカサギのアタリですが、そうなったからといって慌ててすぐにアワセを入れないようにした方がいいです。2、3回アタリが出たら軽く竿を上げてアワセを入れましょう。

⑤こまめに餌を変える
ワカサギ釣りでは、さし虫や赤虫を餌に使います。ワカサギは5cmほどで小さいので、釣り上げたときに餌を食べきれず釣れたワカサギを針から外しても餌が残っている場合が結構あります。よく釣れている時は、餌がついたままで再び釣り始めても釣れることがありますが、なるべくこまめに餌は変えた方が、結果的に多く釣れます。
やはり餌は新鮮な方がいいですからね。

以上がワカサギをたくさ釣るためのコツです。細かく言うともっとありますが、まずはこのポイントをおさえておけばいいかと思います。

【スポンサードリンク】




一酸化炭素中毒による事故が多発!!

さて、湖上はさえぎるものが何もないので吹きっさらしの状態なので、風がふくととても寒いです。氷に穴を開けて、釣る場合は簡易テントを立ててその中で釣れば、寒さ関係なしの快適空間になります。

(こんな感じ)
wakasagi03

そこに天ぷらの調理器具があれば、釣ったそばからワカサギの天ぷらを作ることができます。調理器具には、カセットコンロと鍋があればOKです。

プルプルっと竿先にワカサギのアタリがきて、糸を巻き上げると、たくさんの針にゾロゾロとワカサギがかかり、あらかじめ作っておいた天ぷらの衣をさっとつけて、油にポチョン。カラッと揚がったワカサギをひょいと口に運び、ついでに日本酒もクイっと・・・。
いや〜、いいですね〜!!

ワカサギ釣りは難しくないので子連れにも最適!!子供と簡易テントの中でワイワイやりながら思いっきり楽しめます。

しかし!!
こんな想像するだけでワクワク楽しい湖上のワカサギ釣りですが、注意しなくてはいけない点があります。それはカセットコンロなどの調理器具や暖をとるためのガス器具による一酸化炭素中毒。簡易テントで外気が入らないようにしたがために酸素がなくなり、一酸化炭素中毒になるという事故が毎年発生します。
つい先日も子供2人と父親がテント内で、ワカサギ釣りをしながらガスコンロをついていて意識不明になり病院に搬送されるという事故がテレビで流れました。
簡易テントだけでなく、キャンプの時のテントでも中で火を使う場合は細心の注意を払って、換気は絶対に忘れないようにしましょう。
せっかくの楽しい遊びが台無しになるだけでなく、命に関わりますからね。

釣りに限らずアウトドアなどの遊びに子供を連れて行くときは、その道の経験者やプロでない限り、事前にネットなどで遊びの注意点などを調べて、備える準備をしておきたいですね。
釣り方のコツと、テントを張る場合の換気という注意点をおさえて、親子でワカサギ釣りを楽しみましょう!!

【スポンサードリンク】




【スポンサードリンク】