淡墨桜の開花予想2017 アクセス、渋滞予測と回避策、駐車場情報も!

樹齢1,500年を越えるといわれる淡墨桜は、その名前のとおり散る時には花の色が淡い墨色となります。その神秘的な姿を見ようと、シーズン中には約20万人もの人が淡墨桜のもとへ訪れる岐阜県内でも人気の高いお花見スポットです。
今回は、2017年の淡墨桜の開花予想とともにアクセス方法や渋滞予測を地図でご紹介します。
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2017年、淡墨桜の開花時期予想
開花時期は、淡墨桜は「エドヒガンザクラ」と呼ばれ、名前のとおり春の彼岸ごろから花を咲かせます。これはソメイヨシノより少し早い開花です。
岐阜県の桜の平年開花日は3月26日頃なのでこれより早く開花しそうですが、淡墨桜のある本巣市は豪雪地帯なので開花も遅くなり、3月下旬頃に開花するようです。
しかし、淡墨桜の見頃はなんといっても花の色が淡い墨色になる散る時ですから、満開から散り始める4月上旬から中旬が見頃になります。
また、毎年夜間にはLED照明によるライトアップも行われ、神秘的ともいえる夜桜を見ることができます。
淡墨桜の見頃:4月上旬~中旬
ライトアップ期間:3月25日~4月30日(2016年)
ライトアップ時間:18:40~21:00(2016年)
お問い合わせ先:058-323-0880(観光専用ダイヤル・自動応答)
※本巣市役所の公式ホームページでは、3月中旬から開花状況がアップされるので、そちらから確認できます。
さて、岐阜県本巣市の淡墨桜(うすずみざくら)は“板尾谷淡墨桜”とも知られ、樹高16.3m、幹囲9.9m、枝張りは東西27.6m、南北25.0mにもなり、樹齢はなんと1,500年以上と推定される大きな古木です。
淡墨桜は桜の野生種の1つのエドヒガンであり、この品種は桜の中では非常に長寿で中には樹齢が2,000年を超えるといわれるもの(山梨県・神代桜)もあります。
花は蕾の時は薄紅色、満開になると白色にもかかわらず、散る時は淡い墨色となることから“淡墨桜”という名前がついたそうです。また、花が多く咲く特性があるので品種改良の際に母種としても使われることが多く、その中でも特にソメイヨシノが有名です。
伝承によれば、この淡墨桜は5世紀半ば継体天皇(第26代天皇・古墳時代)が自ら植えられました。日本五大桜、また三大巨桜の1つに数えられ、1922年(大正11年)に国の天然記念物に指定されました。近年、幹の老化が著しく幹の内部にも空洞が広がりつつありますが、同時に保護活動も盛んになり、現在では岐阜県や愛知県にその苗木をわけた子孫が植えられています。
(淡墨桜の美しい映像)
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淡墨桜のアクセス情報
淡墨桜は岐阜県本巣市の淡墨公園にあります。
【所在地】
岐阜県本巣市板尾板所上段995
【アクセス】
〇公共交通機関をご利用の場合
大垣駅(JR・養老鉄道)から樽見鉄道で約1時間乗車、終点「樽見駅」で下車
→徒歩15分
※大垣駅から樽見駅へは1時間に1本と運行本数が少ないため、ご注意ください。
〇車をご利用の場合(高速道路出口から淡墨公園まで)
・名神高速道路 岐阜羽島ICから約1時間20分
県道46号(北進)→県道18号(西進)→県道219号(北進)→県道23号(北進)→国道157号(北進)→淡墨公園
・名神高速道路 大垣ICから約1時間20分
国道258号(北進)→国道21号(東進)→県道23号(北進)→国道157号(北進)→淡墨公園
・東海北陸自動車道 岐阜各務原ICから約1時間20分
国道21号(西進)→県道23号(北進)→国道157号(北進)→淡墨公園
・東海環状自動車道 関広見ICから約1時間10分
国道418号(北西進)→国道157号→淡墨公園
※道路幅がかなり狭い区間があるため、大型車の通行は困難です。
(カーナビの設定)
目的地を「根尾分庁舎」に設定すると、淡墨公園付近まで案内されます。
名 称 本巣市役所 根尾分庁舎(旧 根尾村役場)
電話番号 0581-38-2511
住 所 岐阜県本巣市根尾板所625番地1
2017年、淡墨桜の駐車場、渋滞予測と回避策
2017年の今年も、淡墨桜を一目見ようとする観光客で渋滞が予想されます。
市営(臨時も含め)の駐車場が700台(24時間)用意されます。
開花時期は有料となりますので、ご注意ください。
【駐車料金】
普通車・軽自動車 500円
マイクロバス 1,000円
大型観光バス 2,000円
バイク 200円
桜のシーズン中は、周辺道路は渋滞が発生して通常の3倍近く時間がかかると言われています。車でお出かけの際には、時間に余裕を持った方が良さそうです。
また、板尾地域にガソリンスタンドは1つありますが、日曜定休なので注意が必要です。
渋滞を避けるコツとしては、車で隣の駅、もしくは2つ、3つ先の駅まで行き、そこから「樽見駅」まで電車に乗ります。そうすれば遠くから電車で取り次いでくる苦労を避け、さらに淡墨桜近辺での渋滞も避けられ、駐車場の心配をすることもいりません。
今回の場合、「日当駅」「高尾駅」「水鳥駅」辺りになります。
ただし、樽見鉄道は1時間に1本しか運行されないので、時間をうまく調整する必要があります。
まとめ
淡墨桜は例年3月下旬頃から開花しますが、やはり見ごろは満開から花が淡い墨色になる散る頃の4月上旬から中旬です。昼間の淡墨桜も美しいですし、夜間のライトアップでは神秘的な姿を見せてくれます。
シーズン中は周辺道路が渋滞が頻繁に起こるので、渋滞を避けるコツを検討して、スムーズな淡墨桜観光をお楽しみ下さい。
以上、「淡墨桜の開花予想2017 岐阜県本巣へのアクセス、渋滞予測と回避策、駐車場情報も!」でした。
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