病気に効くお百度参り 作法・やり方・時間帯などを解説

病気に効くお百度参り 作法・やり方・時間帯などを解説

「お百度参り」とは、同一の社寺に一日に百度参拝することで、元々は百日間毎日参拝する「百日詣(ひゃくにちもうで)」が簡略化されたものです。

その祈願の多くは個人的なものが多く、病気平癒から縁結びまでさまざまです。
今回はお百度参りの作法(やり方)、おすすめの時間帯、そして病気平癒のお百度参りで有名な神社についてご紹介します。

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病気に効くお百度参りができる石切神社

「お百度参り」ができる神社の中でも全国的に有名なのが、大阪府と奈良県の間にある生駒山の麓にある石切劒箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)です。「石切神社」、「石切さん」とも呼ばれています。

また、「でんぼ(関西弁で“腫れ物”のこと)の神様」と親しまれ、腫れ物の病気平癒にご利益がある神社としてよく知られています。ガンについてもご利益があるそうなので、ガンを患う人やその家族などが平癒を祈願するために全国からお百度参り訪れるそうです。

【石切劔箭神社(いしきりつるぎじんじゃ)】
御祭神:饒速日尊(にぎはやひのみこと)、可美真手命(うましまでのみこと)
所在地:大阪府東大阪市東石切町1丁目1-1
連絡先:072-982-3621
最寄駅:近鉄けいはんな線「新石切」駅から徒歩7分
    近鉄奈良線「石切」駅から徒歩15分

※石切劔箭神社には近鉄奈良線を挟んだ生駒山の中腹に上之社がありますが、お百度参りできるのは上記の本社です。

 
石切劔箭神社の詳しい創建年代については社殿や宝庫が消失しているので不明ですが、平安時代に編纂された歴史書「日本三大実録」や当時の神社一覧である「延喜式神名帳」にも記述が見られように1,000年以上は続いているとても由緒のある神社です。

御祭神の一柱、饒速日尊は『日本書紀』にも登場しているほど有名な神様です。天降りする際に天照大神から“十種神宝(とくさのかんだから)”を授けられました。この中には“死返玉(まかるかへしのたま)”など病人を癒し、死者を蘇らせる力をもった宝もあったことから病気平癒にご利益がある神様として崇められるようになったそうです。

お百度参りの作法(やり方)

では、お百度参りの作法についてご紹介します。

作法といっても難しいことはなく、

「社寺の入り口から拝殿・本堂まで行って参拝し、また入口まで戻る」

これを一日に百度繰り返します。

神社とお寺では本殿へのお参りの仕方は異なりますので、お百度参りを始める前にその寺社での作法を確認されることをおすすめします。

石切劔箭神社の場合は下のような流れになります。

1.本殿の横にある授与所で“お百度ひも”受け取る
 ※お賽銭という形なので、自身の気持ちを納めます
 ※夜間は警備室に申し出るとお百度ひもを受け取れます

2.本殿で2礼2拍手1礼でご参拝する

3.お百度ひもを結んである方を下に握って、本殿に近いお百度石から右廻りで始める

4.一回りする毎にお百度ひもを折り、お祈りしながら数える

5.最後にもう一度、本殿で2礼2拍手1礼でご参拝する

6.お百度ひもを奉納箱へ納める

回数について「お百度参り」だからといって、必ず百度繰り返さなくてはいけないというものではないそうです。年齢の数であったり、最初に神様にお祈りした時に誓った数でもいいようです。
大切なことは心からの願いをお百度参りすることによって、願いを叶えようと努力する姿を神様にお見せすることだとされています。

今回はお百度参りで有名な石切神社をご紹介しましたが、これ以外にも氏神様や近くの有名な社寺であってもいいようです。その場合、石切劔箭神社のようにお百度石がある場合はそれを、ない場合は神社の場合は鳥居と本殿を往復します。

何度も往復をすると数がわからなくなってしまう場合もあるので、寺社で専用のものがある場合はそれを、ない場合はこよりや竹串などを必要数だけ自分で用意しておくといいでしょう。

(こちらは石切劔箭神社のお百度参りの様子)

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お百度参りをやる時間帯

お百度参りをする時間帯については特に決まっていません。しかし、人に見られないように行った方がいいという考え方があり、早朝や夜間のあまり人がいない時間帯に行う方はいらっしゃるようです。

有名な神社で早朝や夜間に行うとなると遠方だと難しい場合があります。先に書いた通り、お百度参りをやる時間帯は決められているものではありませんので、日中に行っても大丈夫だと思います。
実際、石切劔箭神社など有名なところでは、日中にお百度参りをされている方を多くみかけます。

また、服装などについては白装束や裸足になってお百度参りをするとご利益があるとも言われています。これも時間帯と同じで祈願される気持ちが大切なので、無理をしすぎずにお百度参りをすることが大事だと思います。

まとめ

お百度参りを始める方は病気平癒の祈願が多いそうです。ご自身が患っている場合だけではなく、親や子供など近しい身内のためにもお百度参りを始めるそうです。

古くは鎌倉時代の頃から信じられてきた参拝方法なので、願いを叶えたいことがある方はお百度参りをされてみてもいいかもしれませんね。

以上、「病気に効くお百度参り 作法・やり方・時間帯などを解説」でした。

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