プール熱 大人は何科で受診する?症状や対処、予防方法

プール熱 大人は何科で受診する?症状や対処、予防方法



プール熱というものをご存知でしょうか?人から人に感染する病気ですが、プールに入っていて感染するからプール熱と言うわけではありません。かかるのは子供に限らず大人もかかる病気です。そういった場合、大人は病院の何科に行けばいいのでしょうか?
今回はプール熱とはなんなのか、症状やかかってしまった場合の対処について書いていきたいと思います。

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プール熱とは

プール熱とは、子供がプールに入っているときだけ感染する病気と思われがちですがそうではありません。春から夏、秋から冬の大きな季節の変わり目にかかりやすく、正式名称は「咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)」や「咽頭結膜炎(いんとうけつまくえん)」と言います。

ウィルスは「アデノウィルス」といって強い感染力を持っています。感染経路は、プール、くしゃみ、共同のタオルなどを通して感染します。

症状は、下痢、咳、鼻水、発熱、喉の痛み、目の充血などです。感染後約5日間ほどの潜伏期間を経て、突然、高熱が4日~1週間くらい続きます。また喉の腫れと目の結膜炎を伴います。

子供の病気と思われがちですが、大人でもかかります。

大人がかかったら何科で受診する?

症状が発熱や喉の痛み、目の充血なので、何科に行ったらいいか迷いますよね。子供の場合は小児科に行けばいいです。大人の場合はまずは内科に行きましょう。熱が出るので、内科でウィルス感染してないか検査してくれます。迅速キットを使って検査してくれるので、すぐに結果がわかります。
インフルエンザの検査と同じように鼻に綿棒を入れて粘液から陰性か陽性か判断します。
目の充血なので眼科に行ってしまうこともあるかもしれませんが、眼科でもプール熱かどうかの判断をしてくれます。

ただしプール熱には特効薬はありません。解熱用の薬や目薬で対処するしかありません。

大人の場合、かかってしまったら、しばらく会社は休みましょう。症状がなくなるまで2〜3日かかります。また、ウィルスは10日間ほど潜伏しているので、夏場はなおったからと言ってプールに行くのは控えましょう。

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かからないための予防

かからないために普段からできる予防です。

・手洗い、うがいをしっかりする
・タオル、洗面器、食器の共有はしない
・体の免疫力を高めるため運動や規則正しい生活を送る

このように感染経路をなるべく断つことと、体の免疫力を上げることに気をつけていれば感染する可能性は低いでしょう。

以上、プール熱が出た場合、大人は何科で受診するのか?プール熱の症状や対処、予防方法についてでした。

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