毎年9月1日は防災の日です。毎年防災の日を含んだ1週間が「防災週間」に指定され、各地で災害に関する様々なイベントが催されています。今回は防災の日について由来などのご紹介と、東京、横浜、大阪で行われるでイベントについてご紹介したいと思います。

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2016　防災の日とは？由来は？

そもそも防災の日とはなんでしょうか？防災の日は1960年に災害に対する意識を国民に高めてもらい、普段から備えてもらうために制定された日のことを言います。
由来は、1923年9月1日に10万人以上の死者、行方不明者を出した「関東大震災」が発生した日に定めています。また、9月1日は台風も多いので地震と台風という大きな自然災害にちなんで、制定するにはちょうどよい日だったのです。

ですが昨今では、関東大震災では90年以上前の災害で、記憶している人も少ないと言うことから、2011年3月11日の東日本大震災の日にちなんで3月11日を防災の日にした方がいいのではないかという議論もなされているそうです。
また、9月は台風が多いことから防災の日のイベントが中止になることが多いので、比較的天気が安定している3月にした方がいいのではないかという意見もあるようです。

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防災の日の東京のイベント

首都直下型地震が想定される東京では、毎年防災の日にイベントが行われます。

昨年も例えば9月1日～6日の防災週間に、赤坂消防署主催で伊藤忠青山アートスクエアでイベントが開催されました。
東日本大震災での救急活動のパネル展示や、救命処置体験や地震動体験のような体験型のイベント内容でした。
また、はしご車や救急車を利用した体験コーナーもあったので、小さいお子さんは面白かったと思います。
今年も同様のイベントが開催されると思われます。

また防災週間になると、各企業でも社内で防災訓練を行う所が多いと思います。

そして昨年2015年、東京では防災ブック「東京防災」が今はなき舛添さんによって作られ、東京都民に配布されました。
東京都のサイトの説明によると、

となっています。非常にできの良い防災ブックということで、有料にもかかわらず他県に住む人が購入しているケースもあるそうです。

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防災の日の横浜のイベント

横浜も首都直下型地震が発生した場合、多大な被害が出ると予想されている都市です。横浜市も毎年防災の日にはイベントを開催しています。
毎年、8月の最後の土日、赤レンガ倉庫で「横浜　防災フェア」が開催されます。今年はおそらく8月27日（土）28日（日）になると思います。
このイベントでは、消防艇や消防船による放水やヘリコプターでの救助訓練など、普段は見ることのできない内容になっています。また、防災に関係するブースや車両が並び、災害時に役立つ情報が数多く提供されます。
ラジオ放送もされますし、日曜日には災害対応型巡視船「いず」が一般公開さえ、中を見ることができるので小さいお子さんにはうってつけです。

※こちらは2015年のイベントチラシ

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防災の日の大阪のイベント

西日本では大阪でも大規模なイベントが毎年行われます。
大阪府は毎年「大阪880万人訓練」という名前で学校や各企業などに防災訓練を一斉に行うよう促しています。2016年は9月5日（月）に実施を予定しています。

午前11時：地震発生（館内放送や屋外スピーカーなどでお知らせします。）
午前11時03分頃：大津波警報発表（訓練用のエリアメール／緊急速報メールが届きます。※緊急地震速報のブザー音ではありません。）

と大阪全体で同時に行われ、エリアメールや緊急速報メールも届くそうです。

※こちらが今年配布予定の「大阪880万人訓練」のリーフレット

いかがでしたか？このように防災の日には各都市部で大規模なイベントが開催されるので、今年、2016年は子供を連れて防災について勉強するのもいいのでしょうか。
以上、「防災の日とは？2016　東京、横浜、大阪のイベントについて」でした。

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