幼稚園のお弁当、冷凍食品禁止!!なぜ?NG理由やメリット、デメリット

幼稚園のお弁当、冷凍食品禁止!!なぜ?NG理由やメリット、デメリット



幼稚園や保育園に子供が持参するお弁当について、冷凍食品を禁止しているところが増えているのご存知ですか?忙しいときに便利な冷凍食品が禁止なんてビックリですよね。知らずにお弁当に入れて、幼稚園から電話がかかってきて驚いているママやパパが増えていて、ネット上でも話題騒然となっているようです。
なぜこのようなルールを設ける幼稚園が増えてきたのでしょうか?NG理由となっている実情を調べてみました。理由を知った上で、メリットやデメリットを見ていきたいと思います。

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冷凍食品が禁止、NGの理由

子供達のお弁当に関して積極的に関与してくる幼稚園が存在することも確かですが、どうやら国からの指導にしたがって禁止や親への指摘をしているようです。

2009年に文部科学省が新しい幼稚園指導要綱を定め、その中に食に関する項目が組み込まれました。これによって正しい食生活を身につける「食育」の取り組み行うことが幼稚園で「義務化」されました。
このことでお弁当の中身に関して連絡をしてくるようになったのです。ですから本来は全ての幼稚園、保育園で親に対して食に関する指導を行うのが新指導要綱の定めるところなのですが、実態は行っていない幼稚園も存在しているので、親は指導要綱に変更があったことを知らないので、なぜそんなことを幼稚園が言ってくるのか、なぜ友達の子供がいく幼稚園では何も言われないのか皆目検討がつかないというわけです。

親が子供の頃に冷凍食品がダメだなんて意識はないですからね。子供が好きな唐揚げやコロッケを入れておいたら注意されるなんてビックリしますよね。

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幼稚園が食に関与するメリット、デメリット

このような理由で積極的に子供達の食に関与してくる幼稚園が増えたことで、親は戸惑ってしまうかもしれませんが、考え方によってはメリットもあります。

【メリット】
◯幼稚園に食のことで相談できる。
指導要綱に入ったことで、食に関する知識が親よりもついています。食に関するこだわりが強い幼稚園はより積極的に勉強しています。お弁当だけでなく普段の食事を気軽に相談できる相手として考えると心強いですよね。

◯子供の食について考える機会ができる。
冷凍食品やウィンナーのような加工食品は、味も濃く子供は美味しそうに食べます。一方で産地偽装品や賞味期限切れ品の再利用など問題も多くあります。親であれば安心できる物を食べさせてあげたいでしょうから、これらの食品が本当に安心できるのか考える機会が持てます。

ただ、デメリットもあります。

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【デメリット】
◯お弁当の中身について監視されてうるさく言われ、中身を考えるのが大変。
これをデメリットと捉えるかどうかはパパやママ次第のような気もします。共働きで時間がないパパやママは、きっと「そんなこと言われても・・・」と思うのでしょう。
でも幼稚園も我が子のことを思って言ってくれているので、親が面倒くさいからと文句を言うのもおかしな話しですよね。
幼稚園に給食を導入してもらえばいいという意見や、でもそうしたら月謝が上がるのではなどという意見など色々問題もあります。

解決策はあるの!?

このように幼稚園、保育園がお弁当の中身のチェックをしてくる傾向は、今後も続きますし恐らく当たり前になってくるのではないかと思います。では解決策はないのでしょうか?
冷凍食品は朝の忙しい時間帯の手間を省くことが最大の目的ですから、夜用意しておけばいいのです。夕飯を作るときに子供のお弁当のことも考えて作ります。作り終わって熱が取れたら、ジップなどに入れて冷凍しておけばいいのです。

・ハンバーグ
・唐揚げ
・ミートボール
・餃子

このようなメインになるおかずは冷凍しておいても問題ありません。あとはアスパラガス、ブロッコリー、ミックスベジタブルなどの野菜をうまく取り入れれば、野菜不足という指摘を幼稚園から受けることもありません。

お弁当作りは大変ですし、その中身に口出しされるとイラッとくることでしょう。でも今一度子供のことを考えて、幼稚園が終わり小学校に上がるまでの2年から3年の間だけのことと考えれば、そんな指摘も素直に受け入れることができるのではないでしょうか。
子供のために頑張りましょう!

以上、幼稚園のお弁当で冷凍食品禁止の理由はなぜなのか、それによるメリット、デメリットや解決策でした。

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