紫陽花の種類は?育て方で色が変わる!?毒があること知ってた!?

紫陽花の種類は?育て方で色が変わる!?毒があること知ってた!?



梅雨のジメジメした時期に一瞬の心の安らぎをもたらしてくれるのが紫陽花(アジサイ)ですよね。雨の合間に子どもと一緒に紫陽花を見にでかけるのもいいのではないでしょうか?家や庭にスペースがあるのなら、今年は自分で育ててみるのもいいかもしれません。そこで今回は紫陽花の種類や育て方、また紫陽花の色についてまとめました。

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紫陽花(アジサイ)の種類

別名、「ハイドランジア」、「七変化」とも呼ばれます。
品種は大きくガクアジサイホンアジサイの2種類に分かれます。紫陽花は本来日本原産の植物ですが、ホンアジサイは18世紀頃ヨーロッパに渡ったガクアジサイが品種改良され、手毬のような形になったものです。
よく植物園や公園などで見かける大きな花の紫陽花はほとんどがホンアジサイで、外国名で「ハイドランジア」と呼ばれています。品種改良された紫陽花が持ち込まれた当時は「西洋紫陽花」とも呼ばれていましたが、やがてホンアジサイと呼ぶようになりました。
こういった経緯から「ホンアジサイ=ハイドランジア=西洋紫陽花」と全て同じ紫陽花のことを指します。

紫陽花の花は両性花と装飾花の2種類あり、両性花の方が、繁殖するための雄しべ、雌しべをもった本来の花ですが、ブロッコリーのように小さい花が密集した形になっています。
装飾花は、正確には花びらではなく萼(がく)に色がついたもので花ではないです。
ガクアジサイはこの萼が花のように見えるからガクアジサイと呼ばれているのかと言うと、それも間違いでガクアジサイのガクは「額」のガクです。両性花が額縁のように萼で囲っているので、ガクアジサイと呼びます。
とっても紛らわしいですね。

ガクアジサイ ajisai01

このように中心の両性花を紫の装飾花が囲っている姿が額縁に見えることからガクアジサイと呼ばれます。

ホンアジサイ ajisai02

こちらがホンアジサイ。全体的に装飾花が覆って毬のような形をしています。

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紫陽花の育て方

それでは紫陽花の基本的な育て方です。鉢植えの育て方を基本にしていきます。

①苗選び
早い園芸店などでは3月頃から並び始めますが種類が豊富になるのは4〜5月です。あまり早くに買わず4月に入ってから買った方がいいと思います。苗選びのポイントは、「色艶がいいもの」「七分咲きで蕾がついているもの」「株元がしっかりしていて枝が太いもの」を選びます。

②栽培の環境
鉢植えで育てる場合の鉢は、通気性の良い陶器製にしましょう。また紫陽花は成長が早いので、少し大きめの鉢の方がいいと思います。置く場所は風通しの良い半日陰で程よく日光が当たる場所を選びます。

③土
水はけのよい用土を好むので、赤玉土をベースに、腐葉土、鹿沼土を配合して作りましょう。赤玉土7:腐葉土3くらいの割合です。

④植え付け
買ってきた苗をポットから取り出し、手で適度にほぐして植え付けていきます。

⑤水やり
梅雨の時期の花だけに乾燥を嫌います。朝と晩にたっぷりと水をあげましょう。特に6月〜9月は乾燥に気をつけましょう。

⑥植え替え
紫陽花は成長が早いのでシーズンが終わる7〜9月頃に一回り大きな鉢に植え替えます。

⑦剪定
すぐに大きくなるので、必要に応じて剪定しましょう。来年も同じ枝からから花を咲かせる場合は、花のすぐ下あたりから、意図的に大きくさせない場合は、花のあった枝の根元から剪定します。

以上が紫陽花の基本的な育て方です。

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紫陽花は土を変えることで花の色が変わる!?

紫陽花は育てる土のpH度合いよって装飾花の色が変わります。なので別名「七変化」と呼ばれているのです。
例えば買ってきた時はピンクだった紫陽花が、育てているうちに青色になってしまうということもおきます。これを逆手に取って、意図的に土を変えれば色とりどりの紫陽花を咲かせることができます。
紫陽花の花はアントシアニン系色素が働いて花の色を決めていて、青色は土の中のアルミニウムとアントシアニン系色素が結合して発色します。土の中のアルミニウムが少ないと吸収もされないので、花はピンク色になります。アルミニウムは酸性の土でよく溶け出し、アルカリ性の土では溶けません。ですから酸性の強い土に植えると青色になり、アルカリ性の土に植えるとピンク色になります。
ただ、白い紫陽花もあるのですが、これは色素がないので土を変えても白いままです。

園芸店に行くと酸性、アルカリ性の土や薬剤が売られていますので、好みに応じて買ってきて土に混ぜれば自分で花の色をコントロールできるようになります。

紫陽花には毒がある!

梅雨の時期の癒やしである紫陽花には実は毒があります。つぼみや葉、根の部分に「青酸配糖体」や「アルカロイド」という毒性の成分含まれています。手で触る分にはなんの影響もありませんが、間違って口にすると

・嘔吐
・痙攣
・正常歩行できない
・呼吸麻痺

などの中毒症状が発症します。脂肪まで至った例はこれまでないようです。梅雨の時期、高級料亭などで料理の飾りとして紫陽花の葉が出てきたりすることがあるようですが間違っても食べたりしてはいけません。
小さなお子さんがいる家庭では特に気をつけましょう。

紫陽花の花言葉

七変化と呼ばれる紫陽花の花言葉は、「移り気」「浮気」「ほらふき」など昔はあまりいいイメージのものではありませんでした。今のように盛んに育てられることもありませんでした。しかしヨーロッパに渡り、「日本のバラ」と言われるくらい人気の花になり、海外では「友情」「一家団欒」「団結」「平和」という前向きでポジティブな花言葉になっています。
このことから今では日本でも多くの公園や公共施設で栽培され人気となっています。

いかがでしたか?これであなたも紫陽花博士ですね。今年は梅雨の時期を迎える前に子供と一緒に紫陽花の栽培に挑戦してみましょう。

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