紅白歌合戦の勝敗の決め方、過去の結果一覧

紅白歌合戦の勝敗の決め方、過去の結果一覧

今年も残すところあとわずかとなりましたが、年の瀬の恒例番組といえば「紅白歌合戦」ですね。男女が紅白に分かれて歌い合い、最後に勝敗を決める、というものですが、この「勝敗」はどうやって決まっているのでしょう?今回は紅白歌合戦の勝敗の決め方や過去の結果などをまとめました。

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紅白歌合戦の勝敗の決め方

紅白歌合戦は、女性アーティストが紅組、男性アーティストが白組に分かれ、対抗形式で歌や演奏を披露します。番組の進行上ではあくまでもショーとして番組を構成する要素のひとつであり、前面に「対抗」を押し出しているわけではないそうですが、勝敗を決め番組の最後に発表する、という形式になっています。この「勝敗」の決め方ですが、その審査方法は番組が放送開始されてから少しずつ変化しています。

1962年(第13回)までは、審査員が紅白に塗り分けた団扇(うちわ)を持ち、優勢だと思うほうをステージの方に向け、その数の多いほうが優勝としていました。
その後、客席審査員として会場の観客全員が優勢と判断した色の団扇を持ち、それを“日本野鳥の会”が数える光景が風物詩となっていました。

2002年(第53回)からデジタル放送の双方向機能を利用した「お茶の間審査員」による審査が開始され、2006年(第56回)からは「ワンセグ審査員」、2012年(第63回)からはスマートフォンによる参加も可能となりました。

現在はそれらの方法プラス会場審査員(ゲスト審査員含む)の投票数(ゲスト・客席ともにペンライトを赤か白に点灯させて数を数える)で勝敗が決められているようです。

第1回からの過去結果一覧

第1回から第66回までの勝敗の結果を一覧にしてみました。過去66年の歴史を並べてみることで面白い傾向が見られます。

開催回(西暦) 優勝組 開催回(西暦) 優勝組 開催回(西暦) 優勝組
第1回(1951年) 第11回(1960年) 第21回(1970年)
第2回(1952年) 第12回(1961年) 第22回(1971年)
第3回(1953年1月) 第13回(1962年) 第23回(1972年)
第4回(1953年12月) 第14回(1963年) 第24回(1973年)
第5回(1954年) 第15回(1964年) 第25回(1974年)
第6回(1955年) 第16回(1965年) 第26回(1975年)
第7回(1956年) 第17回(1966年) 第27回(1976年)
第8回(1957年) 第18回(1967年) 第28回(1977年)
第9回(1958年) 第19回(1968年) 第29回(1978年)
第10回(1959年) 第20回(1969年) 第30回(1979年)
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開催回(西暦) 優勝組 開催回(西暦) 優勝組 開催回(西暦) 優勝組
第31回(1980年) 第41回(1990年) 第51回(2000年)
第32回(1981年) 第42回(1991年) 第52回(2001年)
第33回(1982年) 第43回(1992年) 第53回(2002年)
第34回(1983年) 第44回(1993年) 第54回(2003年)
第35回(1984年) 第45回(1994年) 第55回(2004年)
第36回(1985年) 第46回(1995年) 第56回(2005年)
第37回(1986年) 第47回(1996年) 第57回(2006年)
第38回(1987年) 第48回(1997年) 第58回(2007年)
第39回(1988年) 第49回(1998年) 第59回(2008年)
第40回(1989年) 第50回(1999年) 第60回(2009年)
開催回(西暦) 優勝組
第61回(2010年)
第62回(2011年)
第63回(2012年)
第64回(2013年)
第65回(2014年)
第66回(2015年)

白組優勝回数:36回 紅組優勝回数:30回

となっています。白組の方が優勝確率が高いのがわかりますね。
年代毎に分けると、

【50年代】
白組優勝回数:4回 紅組優勝回数:6回

【60年代】
白組優勝回数:6回 紅組優勝回数:4回

【70年代】
白組優勝回数:4回 紅組優勝回数:6回

【80年代】
白組優勝回数:4回 紅組優勝回数:6回

【90年代】
白組優勝回数:7回 紅組優勝回数:3回

【2000年代】
白組優勝回数:7回 紅組優勝回数:3回

【2010年代】
白組優勝回数:4回 紅組優勝回数:2回

このようになっていて、80年代までは、紅組の方が優勝する確率が高かった傾向にあります。ただ、それも6対4の割合でした。90年代に入ってからは白組が優勝する確率がぐっと上がってきています。2010年代ではすでに倍の差になっています。
要因はいくつか考えられます。

◯80年代後半〜90年代前半にかけて女性アイドル不在の歴史があり、その後モーニング娘。、AKB48などが出て来るも70年代のような一般男性を巻き込んだ熱狂的なアイドルブームは起こっていない。対してジャニーズなど男性アイドルへの熱狂的女性ファンは昔から固定された人数がいる。

◯90年代以降、紅白歌合戦の裏番組やカウントダウンライブが盛んになってきて、男性はそちらに流れている傾向がある。(特にアーティスト性の高いバンドなど)

◯2000年代に入ってお茶の間審査員が可能になってからは白組が勝つことが多くなっている。(女性の方が多く参加している傾向)

といったところではないでしょうか?

まとめ

紅白歌合戦の勝敗の決め方や過去の結果などについてまとめてみました。紅白歌合戦は勝敗を気にしながら見るというよりは、出場アーティストのパフォーマンスや紅白ならではの特別な演出を楽しむといった感じで見ている方が多いのかもしれませんが、このように歴史を並べてみると面白い傾向もあるものです。
2016年の紅白歌合戦は視聴者投票に参加してみたり、家族揃って好きなチームを応援しながら見るのもいいのではないでしょうか?

以上、「紅白歌合戦の勝敗の決め方、過去の結果一覧」でした。

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